2008-12-27

ラーメン屋 Sakypa さくら




朝早く家を出た。ボルゴグラドツキー通りを南東に抜けて100Kmの郊外が今日の目的地、東京に例えると御殿場あたりまで走ってもまだモスクワ州だと聞き、その面積の大きさに驚く。午前で現場での仕事を済ませ、昼食場所として選んだのが地下鉄Tektilshiki駅近くの「Sakypa-さくら」、11月末開店の本格日本ラーメンの店、ロシアで初の試みだ。先々週に一度訪れ醤油ラーメンを試し、本格的なチャーシューと日本から空輸された麺の美味しさを確認。今回は同僚と再訪。日本人オーナーが出ずっぱりで味を守っており、スープ、麺とも日本式の名に恥じないできあがり。少し気になるのが刻みネギ。現地調達のネギの香りがきつすぎスープの味をジャマしている感じ。せっかく空輸で届いた麺のコシももう少しあった方が良いと感じる。お店を出る際オーナー自ら挨拶に出てきてくれた。ロシアでのご苦労を聞いたところ「ガス使えず電気コンロでは全く火力不足、やりたい事ができない」と悩んでいました。麺も強火でコシを残して茹であげたい、ラーメンと言えば餃子なのに焼き餃子できず、だからと言って揚げ餃子でごまかしたくない、と日本人らしい誠意ある回答。コダワリまで日本式、清々しい気持ちになりました。色々ご苦労はあろうかと思いますがこの地での事業成功を祈ります。成功した暁にはモスクワ市内チェーン店化、という夢があるそうなので、あなたのお近くにサクラが来る日も近い?それまではこのお店まで食べに行きましょう。

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