ロシア構成主義建築の傑作、建築家メーリニコフの設計した自邸がオールドアルバート通りの裏にあると知り、零下15℃の寒風の中撮影に向かう。探し当てた自邸、3年前までは画家であるご子息が住んでいたそうですがもう誰も住んでいないのか、塀が高くそびえ、円筒が二つ重なり、いくつもの六角窓があけられた特徴的な建築の全景は見られませんでした。しかしながら、全面ガラス張りのファサード、極めて簡潔な建築要素など、1927年の完成から80余年の時を経ても古さを感じさせず、こじんまりとしたサイズが日本人の自宅感覚にも通じ、現代建築の元祖とも言うべき完成度。
ちなみに、CGで全景を再現された方のホームページはこれ。http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/seikatu/03sakuma00.htm
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