2008-08-31

次なる国内出張はペンザ&サラトフ

日本にいる時には想像もしなかったロシア駐在。モスクワ以外にろくな地名も知らず赴任し、国内出張で行く先は、ガイドブックにも載らない街。出張の事前準備としてネットで検索、その地の産業や名所旧跡など下調べをする。ペンザ:17世紀ペンザ要塞を中心に形成された街、ペンザ州州都。サラトフ:サラトフ州州都、ロシアの最新戦略爆撃機Tu-160を運用する空軍基地あり。日本に例えて理解しようとしても全然頭に入ってこない。自分としては事前に情報を集めデータはある程度頭にいれた上で、現場では市場として期待できるかどうかを感じる、という市場開拓手法を採りたいのだがロシアに関する基礎知識が著しく欠けていて、なんだか物見遊山のような出張を繰り返してしまう気がして怖い。とにかく勉強。

週末のささやかな楽しみ パン屋紹介2


ボルコンスキーという美味しいパン屋さん、自分で車を運転するようになり今日初めて自力で店までたどり着けた。あさってから国内出張を控えているのでパンのまとめ買いは控え、朝食用としてキッシュと小型バゲット、日曜出勤をした自分へのご褒美に今日の夕食を兼ねたデニッシュ+デザートしてコーヒームース。デニッシュもコーヒームースも各500円前後。
ブログを書きながら食べたデニッシュはできたて。皮のパリッと洋なしのジュワーが絶妙。贅沢を言えば、ボルコンスキーと同じようなパン屋さんが町中にあと数軒あると、、、とこれは贅沢すぎるか?今日帰り道にエディアールのお店も見つけたので、来週の週末あたりにまた探検に行ってみよう。皆様一週間おつかれさま、明日からまた気分一新がんばりましょう!

2008-08-30

8月26日、夏は終わったようです


家族が帰国した翌日の8月26日から空は毎日こんな感じ。夏の終わり。夜10時半まで明るい!と驚いた空も最近では9時半に暮れ、日中は小雨か曇り空が続きます。建物の入口のエアカーテンには暖房が入り(ちょっと早すぎ?)、アパートの床からもひんやりした感触が伝わり始めました。
アパートの窓から見える網目状の建造物はラジオタワーで1922年供用開始。アメリカで建築を学んだシューホフという建築家が、ソビエトの威信をかけエフェル等を凌ぐ全高350Mで設計を開始したものの、鉄不足を背景に結局150Mになってしまった、というトホホな歴史を背負うタワー。でも実際に見てみると、ラジオタワーというより、まるで美しい鳥籠のように見えます。この鳥籠、夜にはライトアップされますが現代的なギラギラ照明でなく、ほんのり周りを明るく照らす程度。夜、アパートから仰ぎ見る「けなげなラジオタワー」。エッフェル塔に対するシューホフのラジオタワー、東京タワーに対する通天閣。タワーを高さでなく、周辺風景との「けなげな共生」にその価値を認める私です。(ブログの写真、本当は上としたが順序逆ですが、どうしても修正できないので、先に下の空を見て、後でラジオタワーの夜景を見ると文章と繋がります)

2008-08-28

モスクワモーターショー


色々なご縁があって、モスクワモーターショーのプレスデイに行って来た。
一般公開前なので観客の数は確認できなかったが、各メーカーともに力を入れた展示を
行っており、ロシア自動車市場にかける各社意気込みを感じるには十分の内容だった。
一般公開日にも見学に行き、モスクワ市民達の反応を確認してみたい。

2008-08-24

二回まとめてサンクトペテルブルク


更新しなきゃと思っているうちにサンクト出張も済んでしまいました。前回今回をごちゃ混ぜにして、サンクトの美しい風景をお届けします。世界遺産に指定された町並み、夜景です。VIPをホテルの部屋にお見送りした後、独りで外出し撮影しました。日中はもっぱら観光名所で記念写真撮影隊として任務を遂行しておりました。

2008-08-18

今週も行くサンクトペテルブルグ


続きです。今回は館内の作品。このように写真に収められるというのは見学者の記念という意味では大変よいこと。あまり写真を撮っている人でごったがえす風でもなかったのでほとんどのひとはきちんと作品を鑑賞していらっしゃったのでしょう。こっちは観光気分全開。バシャバシャ撮りましたよ。
以前からポスターなどで見ていたマティスのダンス、つい実物と対峙することができました。
今回、一期一会と思い足が棒になるまで歩き続けたサンクトペテルブルグ。あろうことか今週は仕事で一週間も間を空けず再訪することに。まあ、仕事でいけば美術館などに行く余裕など無く、慌ただしくお店を駆け回るだけだと思いますが。

2008-08-17


夜行列車でのんびりと、サンクトペテルブルグに到着。朝なので、ホテルチェックインの二時までにはたっぷり時間がある。イサク聖堂の近所にある宿に荷物を預け、まずはエルミタージュ美術館へ。10時半の開館を待ち、さらに入場券を買うまでに結局1時間半ほど無駄に費やしたが、それだけの価値を実感。コレクションの素晴らしさだけでなく館内の装飾にも目を奪われる。更に嬉しい事に100ルーブル払えさえすればノーフラッシュ撮影が許される。まずは館内の光の陰影をお楽しみ下さい。
そう、私はロシアの労働ビザを持っており、窓口で労働許可証を出したところ、家族全員がロシア国民待遇(ロシアでは多くの美術館、博物館が外国人とロシア人の二重価格制を採っており、エルミタージュの場合、外国人が350ルーブル、内国民が100ルーブル、と極端な価格差。今回はラッキーにも家族全員がロシア人価格で入館できました)。作品に関しては次のブログにて

サンクトペテルブルグ小旅行


家族来訪の嬉しい対応のためブログ更新怠りました。この一週間でネタはたまりましたので徐々に放出したいと思います。最初は二泊の小旅行。サンクトペテルブルグです。往復で交通手段に変化をつけました。往路は寝台列車4人で1コンパートメント占領。快適でした。室内はレトロな印象。写真を添えます。

2008-08-11

グルジア料理


仕事で何度か利用した際大変気に入って、家族が来たら一緒に行こうと決めていた店。ブラックシー リビエラというお店で、グルジア料理を中心とする数品を試した。夏はリゾート気分でお店の外の大きなテラスの席で。

戻って来たらオリンピック


モスクワに戻りました。グルジアとの戦闘との情報でフライトキャンセル心配もしましたが、特に問題なし。モスクワ市内もいつも通りでなにも表面だった変化は見られませんでした。金メダル量産国ロシアらしく、北京オリンピック盛り上がっています。赤の広場横のグム百貨店にはロシアナショナルチームオフィシャル商品の売り場が設置され大勢の人でにぎわっています。応援のバナー、可愛かったので1枚。

2008-08-02

立て続けに出張 ウラジオストック

出張するための労働ビザが取れたとたん、アパートに住む間もなく出張。モスクワウラジオストック間は7時間の時差。空港到着後すぐ仕事にとりかかるが、夜行便で到着してウラジオ時間の10時、つまりモスクワ時間夜中の3時、築地の魚河岸のような時間帯から活動開始。今ホテルにチェックイン。モスクワでは夜中の12時ですが、こちらではこれから夕食となります。国内出張の時差ボケはアメリカ以上。出張が続くとボケが進行してしまいそう、怖い。
ちなみに今回はカメラを忘れての出張。つまり私のボケはモスクワで既に始まっていた、ということか。反省。