2008-10-12

ドンスコイ修道院

今日は近所にありながら今まで訪れた事の無いドンスコイ修道院まで散歩した。タタールのくびきに一矢を報いた英雄として讃えられるドミトリードンスコイにちなんだ修道院。小径に導かれ墓地にも足を踏み入れた。墓石の前に小さなベンチが置かれている。お墓に来た家族がこのベンチに座り、今は亡き夫や両親たちと会話を交わすのだろうか。この日も息子たちに手を引かれてご高齢の夫人たちがお墓参りに来る姿をみかけた。宗教観、死生観の違いはあれど、亡き人、先祖を大切にするというロシアの人たちの一面を見る事ができた今日の散歩、深まる秋のように心に染みた。










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