2009-05-24

中華の仕上げは フォーチュン クッキー


近所の中華China city、いかにも外国の中華だなあ、という店構えとガイドブックに出ていない事で敬遠していたが、市内の中華はコックが大凡中国人でそこそこの味、という経験則に基づき、恐らく大丈夫だろうと予想して行ってみた。入った途端、ド派手なパゴダに出迎えられ、ちょっとイタい気分になったため、それを避けるよう二階席へ。メニューは英語とロシア語、中国語表示が無くてちょっと不便で心配な滑り出し。定番いくつか+中華らしさ確認のため海鮮料理一品を、いざ実食。
ぎょうざ、春巻きはタレの独自解釈に馴染めないものの食べられた。茶色い照り照りの一品はカシューナッツを絡めたイカの豆豉ソース、不思議な味付けだったが、これでコックが中国人でない事を確認、見よう見まねの割には美味しいと感じた。
仕上げはチャーハン。見るからにカラカラ、パサパサの出来映えに?を感じつつ、まずは一口。まずいっ!、舌で分析する。入っている筈の無い野菜の味がする、皿を凝視、きゅうり発見。きゅうりが嫌いではない家族にもチャーハンの印象を確認したが、評価は??。
店の好意で出されたフォーチュンクッキー、「役人にもの言う時には気をつけろ」みたいな、いかにもロシアらしい忠告が英露二カ国語で書いてあった。「チャーハンを注文する時にはきゅうりが入っていないか気をつけろ!」私が皆さんにフォーチュンクッキーをサーブする立場なら、この1枚を挟みます。
食後はさすがに気分をサゲたものの、それなりに面白い経験ができた。次は名誉回復のため間違いの無い店にお連れしようと思う。

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