



ある駐在員家族がよく利用するという中華を紹介してもらった。この店、入店まで一苦労。面倒な手続きがあることは聞いてはいたが、まず何も知らない振りをしてエレベーターでレストランにあがろうとした。ガードマンに行くてを阻まれ、まず店に電話をしろといわれる。事前に聞いていた通りの反応だったので素直に店に内線電話で連絡。すると今度は突然「何人?」と電話の向こうから中国語が飛んで来る。3人で行く旨伝えると「では一階まで迎えに行きます」って、ここのエレベーターは勝手に乗れないの?
迎えに来るというお店の好意は受け流し、ガードマンの許可ももらって自力でエレベーターにのる。と宿泊中の子供のグループがエレベーター遊び中。ほぼ各駅停車で33階に着いた。
ここから写真付き。1枚目、入店を頑に拒むかのような無愛想で不気味な入口、「金悦酒家」と読める。2枚目内装。写真で表現できないがBGMは15年ほど前に中国で流行したポップス、懐かしく、場末な空気が流れる、中国の田舎に市場調査に行って飛び込んだ街道横のレストランみたい。3枚目、夜景。このあたりは住宅街、アパートの灯りだけで派手なネオンも少なく落ち着くが、夜景としては少し寂しい。4枚目、三人がそれぞれ好きなものを注文したら揚げ物オンパレード。(春巻、揚餃子、エビマヨとかとか)。写真の一品はライチの種を抜き、その部分に薄味に炊いたあずきあんを入れてフライにしたトドメの一品。お店の女性二人(ハルピンから600キロ離れた街からモスクワに来たという)が「絶対美味しいし、安い!」と口を揃えて絶賛するので注文。確かに美味しい。ところで、ロシアにいると無愛想な印象の強い中国人がとても愛想良く感じられ不思議。食後、お店で使う中国野菜をどこで仕入れているか、貴重な情報を店の人に教えてもらった。早速探検に行こうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿