

フランス旅行の1ページとして書こうと思っていたが、ネガティブなので時間をあけた。オペラ座界隈の日本食通り、「日本人の握る寿司」という言葉に、もすでさんざんなんちゃって寿司に懲りた我が家、「ここなら大丈夫」とパリの夕食をここに決めた。二階テーブル席に通され、お任せ握りをオーダーして待つ。なかなか出て来ない、その間、寿司職人がカウンターの客とバカ話をしている声だけが二階まで聞こえて来る。緊張感のない店内。果たしてテーブルに届いたお寿司がこれ。この情けない姿、寿司は几帳面すぎるほど几帳面に盛りつけてあって初めて食指が動くのだが。まあ仕方ない、と気を取り直し一貫実食。すし飯、味にしまり無く更にがっかり。トロがシャリにじゃまされてるし。「日本人が握る」のは本当だったが「日本の寿司職人」とは確かに書いていなかった。見よう見まねの素人寿司、とお見受けしました。悲しい旅の思い出、成仏なされ。
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