2009-05-31

マギーと遊ぶ



アパートのご近所犬、マギー。夜は9時前でこの明るさ、夕食後の散歩でまた会った。さかんに遊びに誘って来る、さすがのペンネも勢いに負け押され気味。でも、この後追っかけこで大騒ぎ、アパートの壁に二匹の鳴き声反響して、そのうち管理人に叱られそう。

朝散歩で見つけた 路上の宝石




思いつき順、時間順不同のこのブログ。思いつきは、涼しいうちに犬の散歩にでた今朝に戻る。さわやかな乾いた空気と明るい日差し、好天に恵まれれば散歩も立派な娯楽。結局1時間近所をウロウロ、偶然みかけた路上の宝石。

いわゆる ボリショイサーカス




家族が来たら一緒に行く計画だった場所の一つ、サーカスに出かけた。もすには2つ有名なサーカスがあり、ひとつがオールドサーカスと呼ばれ、もう一つがここ、常設劇場の場所にちなんでベルナツカーガサーカスと呼ばれている。でも、日本では「大サーカス」という普通名詞が固有名詞化され「ボリショイサーカス」として有名。場内撮影禁止という事で開演前と幕間に少しだけ記念撮影。大変華やかかつ大規模、大人が観ても飽きない巧みな演出のおかげで2時間半以上の公演を無邪気に楽しむ事ができた。日本にいる子供たちがもすに来たら、彼らにも見せてあげようと思う。

フレッシュ ハーブティー


市場のおばさんの勧めで買ってきたという葉っぱ、ハーブティになると言われたらしい。半信半疑でお湯を注ぎ待つ事数分。おやー、ミント系?色も味もさわやかなハーブティ。日本人の感覚からすると葉っぱが大きすぎて繊細さに欠ける気がするものの、まさしく自然の飲み物。爽やかです。

で、結局一番人気は「揚げペリメニ」


気分任せのアップロード。昨日食べた中で家族の一番人気はこれ。少し余ったので持ち帰って最後のひとつまでたべきった。パリパリの皮、熱々の具、というのもいいが、一日経ってしなっとした感じも庶民的というか少し貧乏臭くて楽しいというか、これはこれで面白い。

右往左往


「横断歩道あり」しかし、「ここを渡るな」。あちらこちらで工事が行われているモスクワの街。で、どうしたらいいの?

2009-05-30

ウズベキスタン料理だったかなあ 美味しかったのは






会社の仲間に教えてもらった中央アジアっぽい料理店に家族と行った。ピラフ、揚げペリメニ、シャシュリクなど注文した料理はどれも日本人の舌に馴染んで美味しい。家族も満足。で、このお店、ウズベキスタン料理店だったっけ、アゼルバイジャン料理だったっけ。

英語が通じる動物病院に行きました




モスクワでは愛犬の登録をし、狂犬病の注射をしなければ、旅行にも帰国にも同行させることができないと聞き、動物病院を紹介してもらい行ってきた。予防接種完了から180日間は出国禁止と聞いていたが、先生に教えてもらったところによると、うちの犬は日本で狂犬病予防接種を受け、その記録も残っているので今年は接種不要。犬連れで出国、帰国したい時には2日前に病院に出向き証明書さえ取れば、出国に問題無し、との回答。収穫は予想以上に大きかった。先生も奇麗な英語で説明してくれ、とても分かりやすかった。飼い主として安心できる病院を教えてもらった。

遊び盛り 子供も犬も



アパートの住人とそのペット、マギーというチョコラブ。首輪を付けていないため、男の子がマギーを服従させる時には首を掴む。なかなか言う事を聞かないマギー。生後六ヶ月だからムリも無いか、それにしても絵になるコンビ。

不景気は時間差攻撃 近所の店たち




家賃高騰で住む人も商売人もモスクワという街は暮らしにくい。家賃が契約で縛られているため経済危機にすぐに反応しなかったものの、最近は契約満了とともに出て行く店が急増している気がする。いつになったら次の店が入るのだろうか?その時にはロシアの景気も良くなっているのだろうか、他人事とは思えない切実な風景。

2009-05-25

手作りこんにゃく おでんになって登場


作りたいと思って作ったものの、食べたかったのか?と考えると必ずしもそうではなかった今回の手作りこんにゃく。完成品を妻に預け、「おでんはどう?」と無責任に言い放ったまま会社に行った。帰宅して待っていた料理は、果たして「おでん」。ロシアのジャガイモはねっとりとして甘みがありおでんにぴったり、大根は繊維が多くて相当厚めに皮をむかなければ食べづらい。さて、今日の主役、こんにゃく行きます。おお、プリプリの歯ごたえ、黒ごまと一味唐辛子で味にもアクセントがついて、自画自賛になるがこれが「案外いける」。途中まで食べ進んだ後に記念撮影。

2009-05-24

番外編 手作りこんやくに挑戦




仕事の無い週末、散髪だ買い物だ、と気になっていた用事を済ませた。次回日本食送付リストを作るのも用事の一つ。リストを見ているうちに前回送付してもらったまま手を付けていない食材が残っている事を思いだした。「手作りこんやくの素」。モスクワでこんにゃくを口にする事が無く、それならば、と手作りに挑戦してみた。まずは粉末状のこんにゃく粉を鍋に入れ水を含ませる。その後かき混ぜながら温め8分ほど火を通して、手でまとめられる程度の温度になるまで冷ます。ボールに移したこんにゃくに青のりを加え、さしみこんにゃくを作る。残りはゴマと一味、七味を加え黒こんにゃくに。手でかき混ぜながら凝固剤を入れて、息子の弁当箱を借用して型に流し入れ、完全に冷めて形が整ったら、今度は茹でてあくを抜く。作りはじめから1時間、ゴツゴツと無骨な黒こんにゃくと緑色も鮮やかなさしみこんにゃく完成。早速試食したところ、ちゃんとこんにゃくの味がしていました。不格好な形を除けばほぼ成功。明日の食卓に、いぶし銀の彩りを添えられればロシア生まれのこんにゃく達も本望でしょう。

中華の仕上げは フォーチュン クッキー


近所の中華China city、いかにも外国の中華だなあ、という店構えとガイドブックに出ていない事で敬遠していたが、市内の中華はコックが大凡中国人でそこそこの味、という経験則に基づき、恐らく大丈夫だろうと予想して行ってみた。入った途端、ド派手なパゴダに出迎えられ、ちょっとイタい気分になったため、それを避けるよう二階席へ。メニューは英語とロシア語、中国語表示が無くてちょっと不便で心配な滑り出し。定番いくつか+中華らしさ確認のため海鮮料理一品を、いざ実食。
ぎょうざ、春巻きはタレの独自解釈に馴染めないものの食べられた。茶色い照り照りの一品はカシューナッツを絡めたイカの豆豉ソース、不思議な味付けだったが、これでコックが中国人でない事を確認、見よう見まねの割には美味しいと感じた。
仕上げはチャーハン。見るからにカラカラ、パサパサの出来映えに?を感じつつ、まずは一口。まずいっ!、舌で分析する。入っている筈の無い野菜の味がする、皿を凝視、きゅうり発見。きゅうりが嫌いではない家族にもチャーハンの印象を確認したが、評価は??。
店の好意で出されたフォーチュンクッキー、「役人にもの言う時には気をつけろ」みたいな、いかにもロシアらしい忠告が英露二カ国語で書いてあった。「チャーハンを注文する時にはきゅうりが入っていないか気をつけろ!」私が皆さんにフォーチュンクッキーをサーブする立場なら、この1枚を挟みます。
食後はさすがに気分をサゲたものの、それなりに面白い経験ができた。次は名誉回復のため間違いの無い店にお連れしようと思う。

2009-05-23

路面電車に乗って



朝から雨が降り愛犬の散歩はお預け。空が少し晴れた隙に出かけてみたものの、近所の修道院までたどり着いたら、また雨。仕方なく帰りはトラムのお世話になった。犬が普通に車内にいる光景、おおらかなロシア暮らしの一場面。

2009-05-21

一年経って 強者どもが夢のあと



ロシアの大地を初めて踏みしめて今日ではや1年。これらの写真は初出張の時に撮影したもの。当時のルーブルは最高値1ルーブル4.5円、それが今では3円。1年で3割も目減りしたことになる。高級食材店の前にずらりと並ぶ高級車たち、今もその姿は変わらないが、あの時のギラギラした輝きを再び取り戻すのはいつの日か?嵐のようなこの1年、ロシアにとっても私にとっても。

2009-05-17

少年アイスホッケークラブ





学校の人からの紹介で、日本人子弟で組織するアイスホッケーチームの練習を見学しました。市内のスポーツセンター内にある立派なホッケー場。この日は、上級クラスが地元チームとの練習試合だったため俄に応援となりました。スケートリンク内は冬を思わせる寒さでしたが、激しいぶつかりとスピード感あふれるプレーに興奮寒さを一瞬忘れました(骨身にまで沁みる寒さはさすがに忘れっぱなしにはできませんでした)。うちの子は初めて見たホッケーの迫力に気圧されたのか、ちょっと引き気味でしたが、来シーズンからの入団に備え、スケーティングの練習から先に始めるとのこと。関係あるのか無いのかこのところは毎日ローラーブレードで近隣の歩道や公園を走り回っています。

2009-05-16

遊び疲れて、うとうとと


ついさっきまでボールをくわえて振り回していたと思ったら、飽きたのか、疲れたのか、もう眠ってる。無邪気な姿が愛らしい。

ドーナツも甘すぎず


子供の好物、チョコレートドーナツを買いました。コーティングのチョコはあまり甘くなくて食べやすい。シュガードーナツは明日の朝、
コーヒーと一緒に。

ライラックの花が咲いています


アパートの近くの散歩道、薄紫のライラックが咲き始めました。

2009-05-12

夜の路面電車


アパートを一歩でたらこんな感じ。函館みたいな北の街、夜の街灯に照らされた通りの印象がそういう共通点を与えます。

2009-05-11

レモンチェッロのレモンチェッロという名のピッツア



夏が近付き、歩道にテラス席が用意されたレモンチェッロに行った。写真は店内の様子、このお店は撮影OKで堂々と撮影できるので嬉しい。この日のメインはPizza、レモンチェッロという店名を使ったメニューだから自信作だろうと信じて注文。果たして、予想を上回る美味しさ。ルッコラ、トマト、ハム、二種類のチーズをカリカリにさっと焼いたプレーンピザクラスとの上に盛りつけるタイプ。ルッコラやトマトがどんどんピザの上からこぼれ食べにくいこと甚だしいが、味はさっぱりしていて食感は外パリパリ、具のあるところはしっとりと1枚のピザで異なる食感も楽しめる。英語のタウン誌で見つけやすくて美味しいイタリアンカフェという事で前回一人で偵察に来たが今回家族と来て色々な料理を注文し、おおよその料理のレベルは把握できた。また来ようと思う。

愛犬との散歩から




クスコボに連れて行った愛犬。どこでも人気、ちょろちょろ動き回る姿、激しく左右に揺れる尻尾、キャラが立ってるからかな。
おまけの一枚、今日も初夏を思わせる陽気、犬も暑かったに違いない、池を泳ぐジャーマンシェパード君、微笑ましい。

クスコボ宮殿 写真に撮れなかった貴重な品々





愛犬と散歩する週末、ドライブも兼ねクスコボというシェレメーチボ伯爵邸宅跡公園に出かけた。ゆったりとした広大な敷地に散在する数々の建築、保存状態は必ずしも理想的ではないが、当時の瀟洒な暮らしぶりは十分伝わる。当時伯爵邸で使用されていた食器を展示している建物で見学を進める。ロシア革命前後の時代に使われていた食器の展示、革命後もこういう豊かな暮らしが続いていたのか?革命を支持していた伯爵だったのか、驚いた事にロシアンアバンギャルド、及びその後のロシア革命を賛美する絵皿のコレクションも揃っていた。撮影禁止で記録できなかったけれど、私の趣味にぴったりのグラフィカルで力強いデザインの絵皿も数枚飾られ、なんとかして自分もせめて1枚、ロシアに住んだ記念として手に入れたいなあ、という思いを残して帰ってきた。さあ、今度は骨董品屋探しだ。