2009-12-30

撮り納め 書き納め 2009 シャバロフカ



明日は午前中まで仕事、その後1年ぶりの帰国の途につく。
今年の締めくくり、マイナス12℃の雪の中を散歩した。路面の雪は溶ける事なく踏み固められ、まるで鳴き砂の浜辺のような踏み心地、滑る事も無く歩きやすい。地下鉄オクチャーブリスカヤ駅前広場、雪の中、レーニンが社会主義の理想を追い求めるごとく天空を仰いでいる。



2009-12-27

夢 ですか 


日本人が経営しているからといって安心できない編パート2(パート1はパリ)。他社駐在員から日本人経営の和食屋さんという話をきいていた「夢」にでかけた。入口のネオンが「ここは違うだろう」という直感が働き、今まで敬遠していたのだが。

たまごご飯

一足先に帰った妻からのメールに「たまごご飯マジ美味しい」と書いてあった。蓋をしてあったたまごご飯心に火がついた。ううっ、食べたいっ、もう少しの我慢。

2月までお預け ガレージ ギャラリー&カフェ


「今年のベストカフェ」で見つけ出した「ガレージカフェ」。この二階にあるはず。この建物は構成主義建築の名建築家、メーリニコフ作、恐らく1920年代のものと思われる。よし、と思って入口を探したが門が閉ざされ営業している気配がない。門番に聞いてみると「レモント=修理」中との回答。サイトを見つけてアクセスしたら「アートギャラリーとカフェは二月再開を目指しリノベーション中」とあった。







2009-12-26

ニクーリンサーカスは、スケート前提

ニクーリン大サーカス。ボリショイの陰に隠れて日本では紹介される事が少ないものの、見応えのあるサーカスでした。冬のプログラムはスケートが基本。なんと空中ブランコやアクロバットも全てスケート靴前提。これ、白い舞台に見えて実は氷です。


布袋がエコロジー 増えて来たオリジナルのショッピングバック


本日久々の完全休業日、朝から買い物に出かけようと思ったら外は雨、気温はなんとプラス1℃。その結果、道はびちゃびちゃ、道ばたは水たまり。結局二時頃まで家に留まり、朝食用パンを買いに出かけた。ボルコンスキー、今日はキタイゴーラド店に行った。正面にショーケースが並んでいて、行列も無いので指差し購入がしやすい。写真を撮ろうと思ったけれど、店内に併殺されたカフェが満員、どう撮ってもお客様が映り込んでしまうので撮影は遠慮した。
さて、この袋。最近はお店オリジナルの布袋が増え、一方でスーパーのビニール袋が有料になるなど環境意識の高まり?と思われる現象が目につきだした。ただ、布袋を買う人は皆無のようで、私が注文したらレジ下の棚の奥から引っ張りだしてくれた。この資源大国、環境先進国に追いつくのはいつの日か?

2009-12-25

もすから メリークリスマス





クリスマスイルミネーションが賑やかになってきった今日この頃ですが、今年は全く撮れていません。なんとなくクリスマスを連想させる写真でいってみよう。ボリショイ劇場。くるみ割り人形、クリスマスの定番です。毎度おなじみGYM。クラシックな仕上げがもすの暗くて長い冬を伝えます。こういう空だからこそイルミネーションが美しく映えます。カフェプーシキンのケーキ。店はクリスマスを意識していた訳ではないのでしょうが深紅の色合いがとても素敵です。そして最後の一枚は、スイスホテルのラウンジから撮った音楽堂。このラウンジから眺めるもすの夜景はとても贅沢。長女が遊びにきていた最後の日、親子二人ででかけました。せっかくの大人的空間でしたが、二人の共通の趣味であるカメラをぶら下げて行ったので、思い切り観光客風情で、ソファに深々と座って長い夜を楽しむ客の中、とても浮いてました。この週末、もし仕事が無くて街をぶらつく時間ができたなら、もすの美しいクリスマスツリーを撮ってきます。ちなみに、ロシアでは「ヨールカ」と呼ばれています。ではでは。

2009-12-22

100年ぶりの   大雪


きのうのもすは、機能停止に陥った。12月21日の過去記録を遡り、100年来の大雪、一日の降雪量が19センチになったとの事で、過去6センチが最高だったものを大幅に記録更新したとの事。その結果午前中の交通はマヒ、会社には二時間かかってようやくたどり着いた。いつもの3倍。言い古された言葉だけれど、あらためて北の国の自然は厳しことを体に刷り込まれた一日。

2009-12-19

きっちりはかって選んでくれます




うちは犬に服を着せない主義で通してきました。しかし、この寒さと足の冷たさ、なんとかせねば。日本から持って来た靴はサイズが合わず全く歩かないし。というわけで「ベートーベン」というペットフード、ペットケア専門店に朝からでかけました。お勧めの防寒着を試着させてくれたのですが、それが大変素晴らしいサービス内容。まず体重を量り、胴の長さもはかって、ぴったりサイズの服を選んでくれ、丁寧に着せてくれる。店員さんも犬も写真がブレブレになっていることで、お互い激しい動きで試着の攻防をしていたことが分かると思います。その御陰で買うつもりの無かった服をついつい買い、じゃあ今日の目的の靴を探そうと思っていたら、これまた親切な店員さんが一足(というか二足というか)ともはかせてくれ店内を歩かせてくれる。今回の靴はサイズがあったようで、徐々に慣れて歩くようになりました。二人の親切な店員さんのお陰で、ご覧の通りモスクワ河畔散歩までできるようになりました。

子供達に届けたい ピローグ




トリピローガ。職人さんが手作りしている安心感。何度も書きましたが、この店のピローグは日本人に合うと思います。今日は箱買い、気の利いたオリジナルのボックスは手みやげにぴったり。このまま日本まで届けたいのですが。箱はじゃまだからねえ、たぶん無理だと思います。

モスクワ川 凍っています




この景色は是非お見せしたかった。凍るモスクワ川。川の上を歩いてみたい衝動にかられます。

明けない夜は無い


土曜の朝9時半。気温はマイナス19℃。今週は晴天が続き、放射冷却(というには放射されすぎっ)で厳しい寒さが続いた。来週は日中の最高気温がマイナス5℃あたりまで上がるとの予報。また雪が降り積りそうだ。
寝坊助の太陽がおんぼろアパート横から申し訳無さそうに「遅くなってすいません」と、顔を出した瞬間。

2009-12-16

こうなって こう



証拠写真。マイナスもここまで下がると、格好いい?日中は晴天、それがいっそうの冷え込みを加速というこの一週間。散歩で凍傷、ということも真剣にあり得るので、靴を履かせましたが、あまりの違和感に足がすくみ、前にも後ろにも動けないの図。下がりきった尻尾が情けない。

2009-12-15

証拠写真はあとで 今気温はマイナス24℃です

来ました冬将軍。さすが将軍、半端じゃないです、破壊力。今週はマイナス20℃前後の日が続くそうです。中国の北の方で一度マイナス25℃を経験しましたが、それ以来のマイナス20℃体験。また写真を添えてレポートします。

2009-12-14

冬至は近い もうひとがんばり

最近、あまりに日照時間が短いので、冬至がいつか調べてみた。12月22日、これが今年の冬至。もっとも日の短い1日まであと一週間余り。その先はまたどんどん日が延びる。辛抱という言葉がよく似合う、もすの冬です。

2009-12-13

おもろ 悲しい 人生




今日は朝から仕事をしようと決めていて、昨日は家族と一緒に夕食を食べに出かけた。弱い自分に鞭打って朝から出社し作業に取りかかる。人里離れた我がオフィス、荒涼たる雪原に囲まれた。昼食時間を惜しみラーメンライス(超恥ずかしい)。22時まで働いて、帰宅を急ぐうち路肩にタイヤを取られて後輪パンク。後輩社員の協力でなんとかタイヤを交換して今しがた帰宅。駐在生活というにはあまりに悲しい一日。悲しすぎて笑える。

2009-12-12

さあ来い 冬将軍


本格的な冬の訪れが遅かった今年、いよいよ厳しい冷え込みと積雪が来週あたりにやってきそうです。
12月12日朝八時半、外はまだ暗く、まるで夜明けがこないかのような深い藍色の空がぼーっと雪の白さに照らされながら天上に大きな幕を張っています。

インフルエンザにかからないように


布団をちゃんとかけて寝る犬。
でも、
そこ、私の寝る場所ですから。

2009-12-06

カフェプーシキンのケーキショップ




そうそう、今日の用事はネコ耳探しではなくて、こっちだった。仕事の会食で利用しているカフェプーシキンですが、隣のケーキショップ(コンディテルスカヤ)に今まで気付かず、今日初めてケーキショップに行ってみました。さすがカフェプーシキン、インテリアの趣味が上品です。ケーキも美しい。お値段もそれ相応にお高い(買ったケーキの平均単価は1000円超)。でも、どの品もしっかり素材を選び手をかけて仕上げたものばかり。もすには日本レベルのケーキ無し、と結論づけかけていましたが、いやいや、コンディテルスカヤプーシキンのケーキは幸福感が味わえるレベルだと思います。

萌すくわのネコ耳





トベルスカヤ近くの交差点を渡ろうとしていた時、ネコ耳女子が隣に並んだ。二人の女子は我々と一緒に道を渡ったかと思うと仲間達の方に向かった。わーっ、仲間もネコ耳、こりゃ萌える。写真とって大丈夫?と聞いても全く頓着せずワーワー騒ぐのに忙しそう。ならば、と娘と妻がバシバシと撮影開始。愛犬の大サービスもあって、すっかりネコ耳達ともうちとけた。こんな寒い日(マイナス3℃)に何故集まっているの?と尋ねると、男の子の誕生日をみんなで祝うためだと言う。そうこうするうち、突然に人の輪が出来て、男の子+我が家四人&一匹を囲んで誕生日の歌を歌いだした。素直だなあ、みんな。初対面の外国人に対しても壁を作らないおおらかさ。誕生日でも何でもない我が家まで祝ってもらってホント得した感じ。萌すくわ、この街に住む人たちの温かさが、-3℃の空気をほわりと温めてくれた気がします。

BOSCOの青チェブ



お土産探しにつき合うとブログネタも増えて嬉しい。オリンピックチームのオフィシャルウェアサプライヤーBOSCO SPORTSに、2010年バンクーバー五輪にあわせ青いチェブラシカが登場。買ってしまいました。でもウィンドウディスプレイは早くも2014年、バンクーバーの次に開催されるソチ冬季五輪に向けたものでした。ロシアのロシア好きにはつくづく感心させられます。なにせ、BOSCO SPORTSのチームウェアをファッションとして楽しむスタイルが確立されていて(恐らくお値段が少し高くてカジュアルの割りには威張りも効くからかも)、週末のショッピングセンターでは、でかでかとRUSSIAと書かれた赤青白の派手なチームウェア姿(時として上下セット)での買物風景が見られますから。この日も常連さんがウェアの買い足しにこられたようで、店内は店員と言わず客と言わずRUSSIA一色。ちなみに、SOCHIキャップに付いているチェブ耳はディスプレイ用で、非売品でした。

年末年始 一時帰国のお土産に


長女が大変お世話になっている先輩へのお土産さがし、ということで夜9時、突然思い立って運転手役買って出ました。お目当てはPupaの「Puposka」。もす在住の方のブログに掲載されていてご存じかも知れませんが、年末年始、日本人に買い占めてられてしまうのでは?と思うくらいのストライクゾーン商品。昨日は地下鉄クルスカヤにあるショッピングセンター「アトリウム」にある「リブ・ゴーシュ」という店で赤Puposkaを見つけましたが、他にもシリーズがあるらしく、長女のもす滞在中に他シリーズも見つけたいと考えています。ちなみにPupaのPuposkaシリーズはこれ。
http://www.pupa.it/ENG/Catalogue/ElencoProdotti.aspx?IDFamiglia=594&IDLinea=103
ショッピングセンター アトリウムはここ
http://www.atrium.su/rus/
リブ・ゴーシュはここ
http://www.rivegauche.ru/shops/moscow/
みなさんの調査の手間を省いてみました。
お値段は、貰う方の事も考えあえて書きませんが、お土産として差し上げても、いただいてもお互い余計な気遣いがいらない、ちょうどよいレベルだと思います。

クリスマス気分です



グムのディスプレイがクリスマステーマに変わりました。今年は各ブランドのツリーがコリドーに並び、この1年間にたまってしまった不景気な気分を一掃するかのごとく豪華絢爛に繰り広げられています。一部のお店ではもう冬のバーゲンも始まったようです。