2009-08-30

夏を惜しむテラス席 カメルゲルスキー横町




クレムリンのほど近く、カフェが立ち並ぶカメルゲルスキー横町。ソ連時代にはモスクワ芸術座通りとも呼ばれていたそうだ。各店が競うようにテラス席をせり出し、広い通りをジグザグに切り取る。朝早く散歩したので人影もまばら、店も開店準備中。めっきり涼しくなった朝の空気の中、過ぎ行く夏の気配をここにも感じた。

麺座の敗北をX&Coで挽回




色々と新しい店を開拓するのは楽しい事だが、リスクもつきまとう。このまま帰ると面白くない、ということでドミトロフカ通りから少し散歩してトベルスカヤ大通りに出た。前から気になっていたX&Coのトベルスカヤ店に飛び込んだ。インテリア、ディスプレイ美しく、広々としたショーケースにパン、ケーキ、スープなど軽食からデザートまでをカバーする品々が美しく並ぶ。どうですか?こうして見ると、もすもまだまだ捨てたもんじゃないですよね。

2009-08-29

麺座に挑戦




モスクワタイムズ記事で、なかなかのラーメンを出す店との評価、大手レストランチェーン「ヤキトリヤ」の新店舗形態、名前は「麺座」にでかけた。メニューを見ると、海鮮しょうゆラーメンと「トンカツラーメン」二種類だけ、どこが麺座やねん、と心の中で店をつっこんだあと、どうせなら面白そうなトンカツラーメンを頼んでみた。出てきたのはこれ。味が少し「トンコツラーメン」風だったのできっと書き間違いでしょう。くじけかけた気持ちを取り直し、さあ味見。うーん、だめ。思い切り不味いとまでは言わないがメンもスープも見よう見まね。特に安くもなかったので評価は「後悔」。

ということはこの店、逆にオモシロ和食に逢えるのでは?との逆発想で追加したのがこれっ。イチゴトッピングの寿司だよー。ただ生クリームに見えるのはチーズクリーム。しかもネタにきゅうりの細切りが巻かれていたので私は見るだけ。イチゴ寿司、家族の評価はやっぱり「なんじゃあ」意味不明。モスクワタイムズお勧めの麺座、日本人の我慢の限界を下回るオモシロ和食店でした。旅の話題作りにどうぞ。

ありがとう、さようなら


私がモスクワに赴任以来1年余ともに働いた仲間3人が本日帰国、また1名は他国異動となる。経済危機到来後、じわじわ苦しみが増すような苦い一年だったと思う。しかし、そういう環境でも、常に前向きに現地従業員と心を通わせて踏ん張った姿勢と連日夜を徹してまで必至に事業強化に取り組んでいただいた努力に対して心から感謝したい。皆さんが去った後の戦力ダウンはきっと目を覆うばかりに違いない、しかし残された者が今まで以上に結束して事に当たり、皆さんの帰るべき場所、後輩たちが武者震いするような刺激に満ちた市場を守って行きたい。次に皆さんがモスクワに戻る時は、オペレーション規模が5倍くらいになっていてほしいし、今踏ん張ればいつか近い将来にその絵は実現できると信じている。本当にありがとう。さようなら、また是非どこかで一緒に仕事しましょう。
(といいつつ一時帰国の時には飯喰いましょう!)

皆さんがロシア上空を飛んでいたとき、下界はこんな感じでした。別れの花束はさしあげられませんでしたが、その代わり、モスクワの蒼く奇麗な空を贈ります。

2009-08-23

モンサンミシェル日帰りバスツアーに参加


またパリねた。世界遺産モンサンミシェル修道院までバスで日帰りできるということでツアーに参加した。
1 日本人を満載した観光バスが「マイバス」社前を出発したのが朝07:30、凱旋門を抜けてパリの市街を抜けて一路オートルートをノルマンディ地方を目指し、ひた走る。
2 バスの中で居眠りして少し起きて、また居眠りしてまた起きてを繰り返しながらモンサンミシェルが見えるのを待つ。
3 パリを離れて4時間弱、モンサンミシェルへと続くオートルート出口が近づいたことを示す標識発見、目的地は近い。
4 のんびりとした牧場のはるか遠くに世界遺産モンサンミシェルが顔を出した。ようし、もうすぐだ。
5 と思ったら突然渋滞!結局、モンさん「待て」状態が約1時間続く。渋滞原因はモンサンミシェル手前の三叉路の左折車。
6 やっとのことで到着。駐車場から修道院目指して歩き始める。つもりがさすがに世界の観光地、今度は人の渋滞で進まない。
7 少しずつ人が分散し歩きやすくなったので、修道院への険しい階段を上り続け
8 修道院に到着、上部より景色を楽しむ。周りは見事に海と農園だけ。モンサンミシェルは平和極まりないのどかな景色と100年戦争でフランスを守り続けた要塞であり修道院であった、という歴史の強いコントラストによって世界遺産たり得るのだと実感。感傷に浸る間もなく日本語ガイドにせきたてられ修道院を後にする。見学時間は1時間半程度だったか。
9 帰りはスムーズ。とにかくバスの中では寝て過ごす。
10〜12 パリに戻った。エッフェル塔を街路樹の間に見つけた。パリはすっかり日が暮れ出発場所まで戻った時には夜の10時半。

モンサンミシェル往復600キロ以上、かなりの強行軍です。天気がよく人が少ないシーズンがあればお勧め。もしくは夕暮れ、夕闇、朝焼けそれぞれの空をバックにしたモンサンミシェルの景色をじっくり楽しむ一泊の旅が良いのかも。我が家の感想は、写真の枚数が当日の記憶のボリュームを反映していると考えて間違いない、かな。

2009-08-22

モスクワ川で初泳ぎ!





土曜日、朝から退屈、遊んで遊んで、とボールをくわえて持っていくけれどかまってもらえず、ボールを恨めしそうに見ていた。お昼になってクルマに乗せてもらった、着いた先は雀が丘公園。モスクワ川に流れる風船、遊びたい!気付いたら泳いでた。モスクワでの記念すべき初泳ぎ。

2009-08-16

とりあえず帰国報告


つれづれなるままにパリの思い出を綴っていますが、実は金曜の夜無事もすに戻ってきております。ご安心下さい。この後もパリネタを引っ張りだしては思い出に浸ろうかと思っております。

ミニ シャンゼリゼ


ティルトシフト仕上げでデジタル写真を遊びたくて、今回はやたらと高い所に上った。凱旋門の上からシャンゼルゼを見下ろすとこんな感じ。

2009-08-15

ある夜の満腹ビストロ料理






モンパルナスにあるMontparnasse1900に飛び込んだ。創業100年を超えるという立派な店、あまり深く考えず、とりあえずお勧めのコースに決めた。いくつか選べる料理から、妻の選んだメニューを紹介。食前酒はキールのスパークリングワイン割り、きりっと冷えていた。前菜はトマトモツアレラ、ドレッシングはあっさり味。メイン料理はダックのコンフィ、付け合わせたっぷりでボリュームがすごい。ここで普通の人は満腹必至。さらにデザート前にチーズとサラダ、ここは根性で食べきる。デザートはパインのカルパッチョ、ソースはマンゴーシャーベット。食後のコーヒーには丁寧にも苦みの強いチョコが一粒添えられる。大食漢でも満足のコース内容。これにハーフボトルのワインが付いて税込み33ユーロ。8月1日から消費刺激策としてレストランでの消費税率が引き下げられた恩典がメニューの値段に反映されはじめているそうで、お得感が強く感じられたのは、減税との相乗効果かな?満足感を味わえた。肝心のお味も今回行った数軒のビストロで一番美味しかったという印象。

アーティチョーク3連吊り カフェにて


モンパルナスタワーで見つけたルイスポールセンのPHアーティチョーク。大きな空間に合わせて3連使い。パリの夜景を邪魔せず、しっとりとした光でカフェの空間を包んでいた。

お盆休みは バカンスまっただなか


はは、バカンスで長期休みに入っている店の多いこと。パリ通には当たり前の事なのでしょうが。帰国直前ホテルの周りを歩いたら、休暇明け営業再開の店がちらほら。パリに行くなら「お盆休みの日曜日」だけは避けなきゃね。まあ、その分パリ市内の交通量は減っているようでバス移動もスムーズでしたけど。

路上の宝石 パリ





肩がこらない面白いものをいくつか。

これはマンホール蓋なのか、幾度となく凹みを埋められるうちコロスケ似になってきた。

キャラメルカスタードのシロップに映るムフタール通りの窓の景色。

ホテルの向かい側にあるオフィス。ウィンドウに貼られたデカールに日が差し込み、数字が道に歩き出した瞬間。

通りがかりに入ったビストロのお勘定を乗せる小皿。花の中に可愛い女の子が居るように見えるし、葉の部分が鼻の尖ったおじさんにも見える。マジな目で客を睨みつけるおじさんに見えてしまった私、夢が無いなあ。

観光客による観光写真2 エッフェル塔夜10時の贈り物


下調べもせず、とりあえず上ったモンパルナスタワーの展望フロア。夜10時、エッフェル塔がきらきらと輝き、塔全体が夜空に浮かび上がる瞬間。

本を探すならBOOK OFF



パリにはブックオフが3号館まで展開している。うち一軒はまんま日本。豪徳寺やシモキタにあるかのごとくパリに存在する。これがその様子。子供の本も良心的な価格だったのまとめ買い。実はこの直前、ジュンク堂書店パリ店で子供の勉強教材と小学生向け読み物を買い(日本で750円の本がジュンク堂パリ店では1800円前後!もすでは手に入らないので慌てて買ってしまった)、ブックオフで2ユーロ均一と後で知りがっくり。いずれにせよパリの日本人は日本語環境に恵まれているなあ、ロシアはまだまだだわあ。

2009-08-14

観光客による観光写真 夜景


今日はモンパルナスタワーの展望フロアにでかけた。日中の曇り空が夜まで続き、雲の多い空模様だったが、主役のエッフェル塔の光が強く輝き、観光客としては大満足。

2009-08-11

ノートルダム寺院で感じた光 二題




ノートルダム寺院の内部で感じた光を親子でそれぞれ撮影した。上が私、写実的でとにかくステンドグラスを通して入る光をそのまま留めたいと思って撮った。下の二つは子の写真。ふざけているとしか思えない写真だが、光の持つ神秘的な力を強く感じる事ができる。

ムフタール通りのオーガニック ベーカリー二軒





食材探しに最適との情報に基づき、ムフタール通りを散策した。夏休みで閉店中の店が多くあまり収穫は無かったが、唯一オーガニックのパン屋が二軒もある事に驚き、色々買い込んだ。有機小麦粉を使う、天然酵母を使うなどこだわりのパン作りをしているが、値段は普通。二軒の店とも客足の途絶える事は無い。

2009-08-09

朝の散歩 モンマルトルとDAIGO君



今日はバケーションシーズン中の日曜とあって休みの店が多く、至る所にあるパン屋も開いている店はすくないらしい。フロントで教えてもらった日曜も営業する店を目指して歩き始める。途中、モンマルトルのサクレクール寺院を望む通りで天真爛漫な散歩をするフレンチブルに出会う。写真撮っても良いですか?と聞くと飼い主さんは日本語で「カワイイ?」と問いかけてくれた。はいと答えると続いて英語で話をしてくれた。犬の名前はDAIGO、9月で一歳になる男子。飼い主さんもパンの買い出しに行くとの事で、数軒の中で丘の上に近い店が一番美味しいヨ、と教えてくれた。明日からはアムステルダムにお出かけとの事。「良い旅を」と挨拶を交換して別れたさわやかな朝。

ヒント こんなもの買えます




素晴らしい色合い、チーズの種類がなんと豊富なこと。もう、お分かりですね。はい、もすからぱりに来ています。

2009-08-08

ここ、どこ?




結局里帰り?ではありません。それにしてもアジア色の濃い通り。ホテルの界隈はそこここに日本料理、日本食材の店があります。

2009-08-07

あすからお盆休みです

連休前最終日の今日、なんだかどっと疲れが出ました。明日から旅行に出ます。恐らく旅先からブログ更新できると思います。行き先は見てのお楽しみ、かな。

2009-08-05

すいかの家


初めて見た時は驚いた。もすのスイカはこういう売り方。大胆。

2009-08-02

パーソン ラッセルテリアの姉妹





散歩の途中で出逢った生後三ヶ月のパーソンラッセルテリア。木の枝を咬む二匹に、血は争えないなあとラッセルテリアの血統を思う。今日は理屈抜き、とにかく可愛いパピーの姿にみとれてください。