2009-09-27

白タイツ式ジャックラッセルテリア


ドンスコイ修道院の周りを散歩していたらドッグランにジャックラッセルテリアを発見。近づいて行くと、あろうことかフェンスの下をかいくぐって、ささっと外に出て来た。うちの犬の匂いを嗅ぎたいらしく必死で追いかけて来る。二匹はしばし追いかけっこをし、一瞬動きが止まった瞬間をパシャ。全身白タイツの間から顔の左部分だけが出ているようだ。愛嬌があって可愛い。

手作り風 プリンの作り方



日本食送付制度で取り寄せておいたプリンミックスを使って子供に作らせてみた。特段難しい手順がある訳ではないので、どんどん作業を進めさせていたが、付属のカラメルシロップを注ぎ込む手順で面白い違いを発見。写真の通り、彼はまずプリン液をカップに注ぎ、そのど真ん中にカラメルシロップを流し込んだ。徐々に底に沈んで食べる頃にはプリンの天辺にきっちりと届くのだと言う。下が出来上がり。カップ上部からやって来たシロップが液の表面を突き破り顔を出した過程が表面のブツブツから伺い知れるが、たしかにちゃんとできている。テレビでもこのやり方を教えていたということなので今まで知らなかったのは私の恥?
もうひとつの発見というか、驚きは、子供が余ったシロップをなめずに捨てた事。自分が小さい頃、プリンに注ぎ込めなかった残りのシロップは、袋からありがたく味わった後に捨てた記憶が。これも私だけの恥部?ですか。

2009-09-26

ソ連時代のリムジン ZIL発見



散歩のおまけ。ソ連時代のパレードでよく見た装甲車のようなリムジン、それがZIL。もう博物館でしか見られないのかと思ったら、なんとまだ現役。受注生産で新車さえ手に入るという。サイトでスペックを調べてみると、エンジンはキャブレター仕様の7.6L。リアサスはリジット。一度で良いから乗ってみたい、ソ連人生すごろく上がりの一台。

20分散歩でスシ5軒



TANUKIだけじゃないんです、アパート近辺のスシブーム。午後、犬の散歩にでて、レストランのメニューに注意しながら歩いていると、1TANUKI 2MIO Cafe 3Planeta Sushi 4Yutra 5ホテル一階のレストラン。ホテル一階のレストランの看板にはSushi&Roll 弁当ランチ、と書いてあった。アパートは繁華街にある訳でもなく、どちらかというと下町っぽい界隈。それでこのスシ密度ですから、モスクワでどれだけ愛されているか、よくお分かりいただけると思います。

近所にオープン 「金TANUKI」



アパートのすぐ近くにオープンした日本食チェーン「金TANUKI」。かなり恥ずかしい。金の字ヘタクソ、笑える(でも近所だからやっぱり恥ずかしい)。入口の様子。「一物あれば一累添う」=なにか物を得れば必ずそれに伴って煩わしい事もついてまわる例え。「石に花咲く」=ありえないことの例え。「知らぬが仏」=知ればこそ腹も立つが知らなければ平穏な境地でいられる。正に「知らぬが仏」、こういうのがおしゃれなのかなあ?日本のイメージが有り難がられていると喜ぶべきか、間違った日本像が増幅する事に怒るべきか。近いうちに店内で、なんちゃって和食を食べた上で結論づけたい。

2009-09-25

出戻るな ドモジェドボ

子供たちの二度目の帰国は無事イミグレ終了、JALの機体は結局エンジン修理できず、日本から新しい機材を取り寄せた関係で夜八時半の離陸予定。そろそろモスクワの上空にあがっている頃かな?今回は平日起きている時間にほとんど会えないくらい帰宅が遅かった関係で、君たちの滞在があっという間に過ぎた気がする。君たちのいた二週間、夜明けも日々少しずつ遅くなってモスクワの秋の深まりを感じた事と思う。また遊びに来て下さい。二度目の訪問だと、もう観光する所もほとんどないようなモスクワだけど。

出戻って ドモジェドボ

しばしの別れを惜しんだ子供たち、夜の11時にメールが入った。JAL欠航。はあー?要領を得ないメールにやきもきしながら、結局レスキューのためドモジェドボ空港にスクランブル出動する。空港をくまなく探したが一歩違い、か日本人を見かけず、諦めて空港を出ようとしたらやっとJALの係員を発見、どういう手配になっているか確認したら、市内のホテルに宿泊するとのこと。ホテルサリュートまでおいかけ、ついにチェックイン間際の子供たちを発見、引率の係員に説明し、彼らを家に連れ帰った。今夜中の2時、出戻りたちの団欒。

2009-09-23

親子合作の大学芋だ


日本からの差し入れサツマイモ+日本から取り寄せた三温糖+蜂蜜市で買った三種類の蜂蜜を使い、次男と大学芋の合作をした。白い蜜、中間+しょうゆひとさし、蕎麦蜂蜜にしょうゆふたさし。この色つや見てく下さい、大学芋は照ってナンボ。味もなかなか、日露合作芋完成。

2009-09-20

Torro Grill ステーキ三昧




ロシア料理、グルジア料理と試したら、次に来る料理に困った。子供たちのリクエストを取るとステーキか和食ということだったので、ステーキ屋さん、Torro Grillに出かけた。家族でも入りやすいカジュアルな店で、フィレ、サーロイン、リブアイの三種類を注文した。ミディアムレアの焼き加減はややレアに近い仕上がりでロシアにしては珍しい。ロシアでは通常ミディアムレアを注文して、出て来るのはミディアム程度の火の通り。さすが食べ盛りの男子軍団、4皿のステーキをぺろりと平らげ、リブアイ300Gを追加。フレンチフライも揚げたてホクホク、家族お気に入りの店になった。

9月20日の紅葉


9月も後半、木の葉が紅く色づき秋から冬への前奏曲というべき風情です。雪が降るまでにどんどん外出して、美しいもすの秋を心に留めておきたいと思います。

ツアリーチノ





美しい庭園美を誇るツァリーツィノ。
ネットで調べると、ツァリーツィノ大宮殿は18世紀、サンクトペテルブルグからモスクワに来たエカテリーナ2世が建築家バジェーノフに建設を依頼した未完の宮殿。今の姿は、廃墟となっていた宮殿を国が2007年に修復させ、宮殿上部を新たに施工して完成させたもの。これだけの宮殿が未完成であった理由は、バジェーノフが、同時代に英国で生まれフランス革命の原因と考えられていたフリーメーソンに傾倒し、宮殿の装飾がその記号に似ていたことで、フリーメーソンに敵意を抱いていたエカテリーナ2世が建設中止を命じたため、と言われている。ちなみにこの公園、入園は無料ですが、犬の散歩はだめなので、今回はバッグに入れて連れて行きました。

2009-09-19

もういっちょ 蜂蜜市



行き先はまた蜂蜜市、前回入れなかったツアリーチノでの散歩も兼ねて再訪問した。ロシアン蜂蜜も事前に調べ、例えばロストフの蕎麦蜂蜜、クラスノダールのアカシア蜂蜜、バシキールの菩提樹蜂蜜、アルタイはドンニクなど特産品情報を持ってでかけた。少し調べて行くと味見もしやすい。(ロシアの人たちが迷わず品定めをする横で、なんだか分けも分からず蜂蜜をペロペロ味見するのは、前回、実際ちょっと気が引けた)黒ーい蕎麦蜂蜜は、数軒で試した。確かに養蜂業者さんごとに味わいが違う。一番蕎麦の香りが残っている(ような)蜂蜜をひとつ、菩提樹のクリームのような蜂蜜をひとつ、子供たちはお土産としてアカシア密のハニカムを買った。

赤の広場 夜



子供たちと愛犬を連れ赤の広場にでかけた。カメラを地面に近づけて撮った一枚、赤の広場は石畳。ワシリー寺院もライトアップされ、夜も強い色彩を放っている。

2009-09-13

山ほどの手みやげ


スーツケースの半分以上が食料品という彼らのすごい努力の御陰で、一気に日本の生活が近づいた気がする。空港で最後に買い足してくれたのが、おたべ。黒おたべは黒ごま味、あずきあんはなんとか食料品送付で補充できるが、ごま餡はもすで入手不可能。かゆい所に手が届く、まさしく手みやげの一品、ごちそうさま。ちなみに、この写真は黒おたべ開封前、左はいつもの定番おたべです。

ようこそ もすへ


JAL441便は定刻より45分遅れ、入国審査、税関検査を済ませ6時過ぎに空港出口にて再会。11日は長男の誕生日だったので、この日は到着歓迎会と彼の誕生祝いを兼ねて、グルジア料理店にでかけた。私はというと、早速今日から仕事再開、彼らには地下鉄、バスを使って市内観光をしてもらうつもり。

2009-09-12

子供たちが遊びにきます

今日から24日までモスクワに来ます。今日はお休み、空港で彼らを出迎えます。Bon Voyage!

2009-09-06

シャウルマ




急にエスニックな感じが食べたくなった。でも食べたいものの名前が出て来ない、「なんとかカバブ」とか「白い春餅みたいな皮で巻いた肉のアレ」とかヒントを出して、妻に食べたい物が何で、どこで買えるのか探り当ててもらった。それは市場の場外のお店にあった。スパイシーなお肉をそぎ落とし、皮に乗せ、生野菜とソースを加えて一気にロール。このお店ではロールした後、さらに表面をカリッと仕上げるためトースターで焼いてくれる。熱々のこの一品。名前は「シャウルマ」、ああ、そうそう、言われると思い出す年頃、確かにシャウルマだ。家に帰ってナイフで中身を確認した後パクっといく。肉にしっかり味がしみこみ、とても中央アジアな味わい。値段は70ルーブル、200円少しでお昼ご飯に十分以上のボリューム。こういう食べ物が案外充実している、もすの懐の深さ。

秋の蜂蜜市、場所は「ツアリーチノ」です





年に二回開催される「全国蜂蜜市」、今回は8月28日から10月10日頃までツアリーチノで開催中。前回マネージ会場に出かけた時はあまりの混雑に立ち往生したので今日は午前中にでかけた。クラスノダール、クルスク、バシキール、ボルゴグラードなど全国から集まった養蜂業者が直売している。様々な花から取れた蜂蜜の他、蜜ろうそく、プロポリス、蜜酒など蜂蜜に関するものなら何でも揃う(数百軒が集まっている業者が蜂蜜以外全く扱わないというストイックさ)。ロシアの蜂蜜はのどにひっかかるような蜜独特のアクが弱めで食べやすい。唯一困るのが量の多さ、一番小さいケースでも日本人には多すぎ。
地元の人はもっと大きなケースをいくつも買って帰る。きっと家庭で蜂蜜の出番が多いんだろうなあ。今度、会社のスタッフに蜂蜜を家でどうやって使っているのか聞いてみよう。お向かいにある美しい庭園、ツアリーチノ散策と合わせて半日遊べる良いイベントです。

犬バカ 一緒に見るテレビ


私の肩をまくらにして、まったりテレビを見ている犬。

2009-09-05

きょうは何の日? モスクワの日



用が有ってクレムリンの近くまででかけた。週末は交通規制などがあるので車でなくメトロででかけた。正解。クレムリン周辺はモスクワの日を祝う記念イベント開催中、夏休みのバカンスを終えて街に戻ったもすの人たちが集まり大賑わい。写真には出ていませんが警備は厳重、要所要所にセキュリティゲートが設けられていて、警備の警官は一人一人金属探知機ブースをくぐらせ、怪しい者には身分証明書の提示を求めたり、持ち物チェックをしたり、とやる気満々。
夜には花火大会があると聞き、アパートの18階のベランダにあがってみた。ここに住んで1年、こんなに夜景が見えるベランダが開放されているのを知らなかった。手前はゴーリキー公園、橋の向こうは外務省ビル。さすがロシアの首都、夜も明るい。
コメント追加:日中の写真、正面奥に見える黄色いビルは旧KGBビルです。