2010-03-30

路地裏の不思議な景色

ミニチュア風に加工してみた三軒茶屋。不思議な空間に迷い込んだ感じがしませんか?

昭和の残照 三軒茶屋路地裏散歩




国際免許更新のためにでかけた世田谷警察は三軒茶屋から徒歩で。昭和の匂いが残る路地を選んで歩いた。カラーよりもモノクロが似合う風景にあわせ、写真をモノクロ化。





ファイヤーキング専門店 PYRO



夜の散歩が好きだ。家々からもれる橙色の光や、暗い中に遠慮ともる街灯を眺めながら歩く。今夜は代沢のファイヤーキング専門店をのぞいてみた。店内ディスプレイはさすがに遠慮して撮影できなかったが、1930年から60年、70年代モノがずらりと並び壮観。この日の目玉アイテムはフリーメーソン発注のマグカップ。12,800円が安いのか高いのかわからないけれど、2個も確保しているところに店主のコレクター魂をみた気がする。一番下の写真にある商品は、小さな電球でファイヤーキングのカップを照らし、部屋を飾る間接照明。ライトボックス2,900円、ファイヤーキングのマグは希少なものを除けば2,900円合計5,800円で楽しめる灯りの遊び。220V版あれば広州に持って行きたかった。

2010-03-29

ロシアは夏時間に

ロシアの皆さん、朝1時間早起きが必要になりましたね。今朝は遅刻せず出勤できたでしょうか?帰国後も日に日に日照時間が延びている事と察します。あと暫くでレストランのテラス席も再開ですね。

桜咲く羽根木公園でボール遊び


愛犬の故郷とも言うべき羽根木公園。あいにくの曇り空、しかも夕方だったので桜は奇麗に撮れなかったけれど、花を背景にした写真を2枚。ボールをくわえる目は真剣そのもの、カメラを睨みつけてます。
2枚目はごめんなさい、ヤラせ写真です。桜の木に登るジャックラッセルテリア、猫じゃないのでここまでは無理でした。サポートの手も一緒に記念写真。この場所は花見客で混雑していないのでこういうこともできます。メジャーな公園では寒風の中、花見酒の真っ最中、日本も春の知らせに浮かれ出しました。

2010-03-28

すごいパーティ 室内轟音

大学時代の仲間が久々に集合、主人の手料理にもてなされつつ、各自も持参の手みやげをテーブルに展開。難波蓬莱551、そう、大阪から二人も参加してくれたんです。学生時代のノリで半徹夜、トークバトル。室内は轟音ばりの話し声が鳴り響きました。すっとしたー。ありがとうねえ、みんな。

2010-03-27

ロシアで見ている皆さんへ 桜だより

豪徳寺駅前の桜、ロシアの皆さんに早く見せたくて。草萌える春がロシアに届くまであと少しの辛抱です。

春は名のみのコンクリート住宅

帰国当日は暖かかった日本だが、その後は雨が続き今朝も寒い。愛犬がヒーター前に陣取り、おっさん座り。

広州 生活の予習 「食為天」 まずは食から

広州版ぐるなびは 「グードウマミー」。
中国語で内容も貧弱ですが、地図がありがたい。
グードウーはグルの音訳
マミーはお母さん、これも音訳に、お母さんという親しみやすさをかけた独自解釈。
目下、中国語リハビリ中。
http://www.gudumami.cn/guangzhou/

    2010-03-26

    地元グルメ 豪徳寺Picon Berの甘くないお菓子


    Cafe Picon Berは世田谷線山下駅近くに佇むワインバー。ペットも歓迎という事でドッグカフェとしてよく使っていた。カフェには塩シュー、ブルーチーズケーキというひねりの効いたお菓子もあるが、作る数が少ないせいで、いつもはすぐに売り切れ。昨日は雨だったせいか両方ともあったので、すかさず持ち帰り。両方とも甘みでなくコクで食べさせるデザート。酒を飲まない私には想像できませんが、きっとお酒の後の仕上げにも合うようにつくられているんでしょう。ともに日本ならでは、深みのある味でした。

    2010-03-23

    春の気配 犬の気配


    日本はもう春だった、少なくともモスクワの寒さ抱えて帰って来た者にとって、これは確実な春だ。愛犬も春の日差しに誘われひなたぼっこを決め込んだ。のどかな気配を感じる陰とシルエット。

    2010-03-22

    受け売りですいません X&Co ロシアン蜂蜜

    ロシアに住む情報通の方のブログで、X&Coから手頃な大きさの蜂蜜が出たと知り、買出しに出かけた。店に行くとロシアの蜂蜜の代表的銘柄(産地)6種が小さなジャム瓶サイズで売られていた。これは買い占め!と「全種類」注文したがあいにく在庫が無く、3種類しか買えなかった。並べて比べると微妙に色が違う。きっと蜜を集める花の種類が異なるからだろう。ロシアに来て良かった事のひとつ、蜂蜜の奥深さに少しだけ触れられた事。

    帰国ネタ 杓子定規な検疫係官の対応で愛犬の帰国危うし


    最後の「極めてロシア的体験」は空港動物検疫。愛犬の出国に際しては日本側検疫事務所への事前申請からモスクワでの健康証明書事前取得まで手抜かり無く行った(つもり)。帰国当日JALカウンターでチェックインし、愛犬の手荷物運賃12,300ルーブル支払いも済ませ、最後に証明書を取るため検疫事務所に行った。書類審査が始ると女性係官が「健康証明は3日前までのもののみ有効。動物病院の証明書は4日前だから駄目、証明書を取り直して来て下さい。何時のフライト?後2時間、あそう。」えーっっ!!「3日前」規定に出発日を含めると確かに証明日付は4日前と解釈できる。しかし、一日違いとはいえきちんとした証明を手元にもって今から帰国という家族を前にして、この冷酷な対応は無いダロ。帰国前、暇で遊んでいた訳ではない事ぐらい分かるダロ、と甘えてもムダ。これがロシア、極めてロシア。空虚なやりとりがしばらく続いた後、係官が日本側の準備はちゃんとできているのか?と聞いて来た。何を言いたいのか少し考えた私は「全て準備は整えた。JALのカウンターで説明してくる」と言い残し検疫事務所を出た。検疫所が全く埒があかないこと、日本での入国検疫は全て申請済とJALに説明したところ、前回搭乗時にうちの犬を覚えてくれていたJAL男性係員がさっさとオーバーサイズ専用エレベーターの中に連れて行ってくれた。搭乗後キャビンアテンダントから問題なく積み込まれた旨報告を受けて、ほっと胸を撫でおろした。係官のあの態度、対応を後で振り返ってみた。ロシアのお役所で担当者が融通を利かすなどはもってのほか、ばれると彼女自身がとても不利な立場に立たされるのだろう。その中でできる親切は「黙認」だけ。それが後で問題ないならないか、という観点で日本側の手続きを確認したのだろう。実際、日本の検疫でロシア出国時の書類を求められる事は全くなかった。恐らく係官は証明スタンプがあろうがなかろうが出国は可能で、相手国自身の規定で管理している事を全て理解していたのだ。元社会主義国、現役人天国に生きる不自由な市民の複雑で不可解な対応。彼女なりの最大限の対応があれだったのか、と後で理解できると逆に可哀想になってきた。

    梅ヶ丘 駅前グルメ ラーメン蓮嘉

    ペリメニから餃子へ、ラプシャからラーメンへ。住に合わせて食もユーラシアからアジアにシフト。これもいわゆるラーメン激戦区?梅ヶ丘の場合は店数ではなくその距離、数メートルに2軒のラーメン専門店が軒を並べる。前回帰国時は右の武将、で今回は左の蓮嘉にでかけた。鶏ガラと魚にぼしのダブルスープ、一口すするとにぼしの懐かしい香りが口に広がり、その後に鶏スープのとろみが広がる。さっぱりしながらこってりと、日本人の複雑な舌も悦ばせる凝ったスープ。麺はもちもちというよりしゃっきり感。博多ラーメン麺固め、のあの感じに少し近い。日本に帰って来た直後の感覚に重なって、懐かしいのに新鮮。ごちそうさま。

    2010-03-21

    帰国ネタ 交通事故に遭った


    今回は大量の手荷物を抱えての一時帰国、タクシーに人も荷物も載せた方が交通費が安くなるという事で特別にジャンボタクシーを手配して空港から自宅に向かう事にした。おりしも3連休の中日、行楽客で都内に向かう交通量も多い。ディズニーランドがそろそろ見えようか、という地点で突然前のクルマが急停車、我がタクシーの運転手も緊急停止、なんとかぶつからず止まったと思ったら、後方からドンという音と少しの突き上げを感じた。後続車が止まりきれずタクシーに軽くぶつかったようだ。早く帰りたいのに事故証明を取るためパトカー到着を待つはめに。結局1時間もかかって事故の処理が終わり、昼前に帰れる筈が午後に。写真は大量の手荷物の隙間から見た後続車。この事故がきっかけで渋滞も発生、被害者である我々を渋滞犯人と間違えて、睨みつけながら通り過ぎて行く後続車。もう踏んだり蹴ったり。

    最後のカフェめし X & Co

    未練たらたら?最後のシリーズ。今回は最後のカフェめし。こういうリラックスできる店がモスクワにも増えつつあり、嬉しい限り。


    食は グルジアに始まりグルジアに終わる

    ロシア最後の晩はグルジア料理。英語メニューがあり、しかも前回ペット連れも大丈夫という確認を取っておいたブラックシーリビエラに行った。毎回注文するハチャプリ、今日はほうれん草入りを試してみた。シンプルなハチャプリもチーズが香ばしく美味しいが、ほうれん草入りは更におかずっぽくてパクパク行ける。他にシャシュリクなどのメインを注文、最後の晩餐を存分に楽しんだ。ロシアの食に関しては思い残す事無し、市場からレストランまで色々試しましたから。

    無事帰国しました

    先ほど自宅に戻りました。帰り道にネタ2つ仕込みました。別途レポートします。
    今日は愛犬の5歳の誕生日です。

    2010-03-20

    立つ鳥跡を残さず?

    アパートからの最終便。昨日の奮闘で引っ越し荷物はあらかた片付き、今朝は手持ち荷物の整理。小さな段ボール6箱、スーツケース特大1、大1、中1、小1、パソコン各自1台。最後の最後まで使用したサーバー&ストレージ。3人の最大許容重量120キロに収まるか?更に愛犬もいますからねえ。日系関西人+ジャック ラッセルテリアの大移動です。最後にリビングルーム公開。

    2010-03-19

    バラの花束

    美しいバラの花束を、最終出社日に皆さんからいただきました。少しクリーム色がかっていて、とても上品な色の花束です。白バラの花言葉を調べてみました。尊敬、純潔とありました。隣の赤いバラは子供が卒業式でもらったもの。赤いバラを白バラにあわせると、その花言葉は「温かい心、和合」になるそうです。外は朝から名残り雪が降っていましたが、アパートで過ごす最終日、二色のバラが暖かみを添えてくれました。

    好き者同士の最後の交流

    最終週に、どうしても買って帰りたいものがありスタッフにお店を探してもらっていた。それは毎日アパートの前をのんびりと通過していたトラム、それとソ連時代のクルマのミニチュアモデル。頼まれたスタッフは根がクルマ好き、モスクワの街をあちらこちら探しまわってくれたようだ。今朝、ついに見つけた、と勢いの良い電話が引っ越し現場に入った。聞くともう買ってしまったという。アパート前まで届けに来てくれた彼は「これはフルシチョフが乗っていたリムジンのモデルです、ディテールがすごく凝っています」と、帰国記念にプレゼントしてくれた。こりゃすごい。クルマ好きじゃないとわからないこの嬉しさ。広州でケースを作ってもらって陳列しようと思う。スパシーバ・バリショイ!マキシムさん。

    引っ越しはひと騒動

    今まで沢山時間はあったはずなのに、今朝からやっと片付けを本格化、出遅れ感見え見えのまま引っ越し本番突入。各部屋の要るもの要らないもの、手持ちにするもの、船積みするものと分類しておいたが、それを中途半端な場所に置き、不明確な指示しかしなかったため、大事な学校編入書類は無くなるわ、今から外出する靴は梱包されるわ、で作業終了後も1時間余り入れたものを出してもらったり、またつめ直したりと大騒動。作業開始から4時間、3人家族の引っ越しはまだ終わりません。

    撤収作業

    だらだらと過ごしているうちに引っ越し当日の朝となった。6時に起床し、今までの怠惰を反省したふりをする体。今回はモスクワから10日間のインターバルを置いて広州へ、中国側の荷物検閲が厳しく、引き取りの身分証明取得にも時間がかかるためエアカーゴは使わず船便となる。現地で引き取りが出来るのは二ヶ月半後。結果的に必要なものはほとんど手持ち、しかも冬から夏への移動も伴うので、今着る服、日本で着る服、広州ですぐに必要な服、会社に行くのでスーツとネクタイとビジネスシューズ。二ヶ月半の出張支度。愚痴は言いたくないけれど、こりゃ移動が大変そう。

    2010-03-15

    Google中国撤退99.9% どうなるシャバロフカの鳥籠??

    中国政府の強硬姿勢が続く中、Google中国撤退の可能性が極めて高い模様。このブログはGoogleを利用しており、広州で継続して使う事が出来るかどうかは微妙。日本のサイトも中国政府のサイバーポリスに毎日チェックされており、チベットを支持したり、中国政府を厳しく批判したり、中国の民主活動家にサイトを使わせたりするとそのプロバイダーの経営するネットコミュニティ自体アクセス不能になってしまいます。中国に赴任後、確実に使い続けられるサイトを探して、Googleから引っ越しをするしかなさそうです。
    せっかくタイトルを「鳥籠から烏龍まで」と内定していたのですが。。日本に一時帰国した際、今後のブログの事も考えてみます。ロシアの駐在期間、極めて限られた時間を利用して続けたブログ、結果として途中からは「ネタ探し」のため、自らを外に出るようしむけ、その結果充実した2年弱のロシア生活ができました。広州でもマンネリ生活に陥らないため、ブログを自分のために続けたいなあ、と思っています。続報はまた別途お知らせします。

    2010-03-14

    全公開 Radisson Moscow River Cruise サービス&フード編


    では簡単に食事とサービスについてレポートします。ディナークルーズは1500ルーブル、子供1100ルーブル。冷たい前菜、サラダ、メインのコース構成で、それぞれ3品から選ぶ仕組み。残念ながらサラダにはすべてキュウリが入っていたので制裁の意味で撮影せず。メインは魚がすずきのフリッター料理、肉がパイ包み、もう一品はフィトチーネ。料理を楽しみに乗船するというレベルではないものの、限られた設備の中で用意される料理だし乗船料金に含まれているから許せるでしょう。そうそう、サービスをしてくれるギャルソンはセーラー服姿。船だから当然といえば当然の演出ですが、ロシアの人+セーラー服は新鮮です(軽くおっさんのスイッチはいりました)。更に事前予約で誕生ケーキとセーラーギャルソンのによるお祝いの歌のアレンジも可能みたい。お子様の次の誕生日にいかがですか?
    追伸:クルーズ写真の中の屋上デッキからクレムリンを撮影した1枚、我ながら良い記念写真だと思って悦に入っていたところ、乗組員から二階デッキはお客様に開放していませんとの注意を受けました。


    全公開 Radisson Moscow River Cruise コース編

    これから乗ろうと思っている人、すいません、これネタばらしです。昨日砕氷船クルーズに行きました。夕焼けと夜景両方が楽しめるのではないかとディナーを選んでみました。夕刻5時出航、このところの気温上昇で砕氷はごく一部、ほとんどが流氷になっていました。あいにくの曇り空の中、川面のなごり雪ならぬ名残り氷を眺めつつクルーズ。ウクライナホテル横から出た船は、モスクワ川を蛇行しながらノヴォテビッチ修道院、モスクワ大学を横に見てゴーリキーパークを超え、救世主キリスト聖堂の下を通り、やがてクレムリに到着。更に東に進み川幅が少し広くなる芸術家アパート前でターン。往路1時間15分。時間はもう6時を過ぎていますが、すぐには暮れそうにない薄暮の中、コースを折り返しました。それでも帰路には、グムのイルミネーションも点灯され暖かい光がワシリー寺院の横から届きはじめ、モスクワ大を通過する頃にはキャビン内もすっかり暗くなりました。さあ夜景を楽しみましょう。船は少し速度を上げます。夜景スポット、キエフスカヤ駅周辺、それを超えると端の下からホワイトハウスが顔を出します。そして終点、見事にライトアプされたウクライナホテルに出迎えられ約2時間のクルーズ終了。これから先、益々日が長くなり5時から7時じゃあ夜景が見れないかも。これからは晴天下ランチクルーズか、更に7時頃に最終便がでるようですから、トワイライトクルーズがお勧めです。