2008-07-31

アパートの近所は路面電車の操車場


引っ越したアパート前に路面電車が通っていることは以前に書きましたが、買い物に行く途中ですぐ近所に操車場があることを発見。レトロな車両のデザインと相まって旅情をかき立てる風景です。時間ができたらこの電車にのってモスクワ途中下車の旅にでかけよう。

初の国内出張は、、、北の国


労働許可もとれ晴れて初出張、行き先はアルハンゲリスク。ロシア駐在にならなければ絶対にくる事が無かった街。主要な産業は製紙業と造船業。造船は潜水艦、戦艦。と一昔前なら外国人立入禁止区域だったところ。地図で調べれば分かり通り北極海に面する北の国。今日は気温13度と、地元の人は小雨に備えてコートやブルゾンを着込んでいました。モスクワと全く違って静かでゆったりとした時の流れ。厳しい土地に住む人々の芯の強さ、そこから生まれる親切さを感じました。

2008-07-28

アパートに引っ越しました、やっと

来週から出張が続くので、大家さんに御願いして日曜に引っ越しをすませました。その後買い出しで忙しくて、部屋を片付ける間もなく夜に。なんとかベッドメイクはできたので、これで寝られます。今日のところはこれだけで。来週はアパートの近所からお送りします。

2008-07-26

現実の乗り物は

短い夏をバイクで駆ける人もいれば、地下にもぐる人も。モスクワ地下鉄各駅は、装飾が凝っていて鉄ちゃんでない私でも全駅踏破したくなります。上はいくつかの駅で撮った写真。後で地下鉄撮影禁止と知り、写真は増えていません。地下の深さ伝わりますか?大江戸線を地上から乗り換えなしで一直線に降りて行く感じ、と書けばイメージ伝わるかな?市内中心地には路線が網羅されていて全線どこまで乗っても19ルーブル。物価の高いモスクワで庶民の足として今も100円以下の運賃で地下深くを走る地下鉄。がんばれっ。

短い夏を楽しむために

モスクワの交通渋滞。街がクレムリン中心に発達した結果、道はほぼ全てクレムリンに向かいます。クレムリンを包囲するように何重にも環状路があるのですが自動車急増の前には焼け石に水。朝はクレムリン周辺の市中心部に向かって、夕方には郊外の住宅に向かうほぼ全ての道で渋滞が発生します。加えて、古いロシア製自動車は暑い時期オーバーヒートで立ち往生、更に加えてモスクワドラーバーのキレた走りで車対車事故多発、これらが渋滞に輪をかけます。そんな大渋滞を尻目に100KM/h超で駆け抜けるバイク、寒い国なのに最近増えているんです。バイクを愛する会社の現地スタッフに理由を聞くと、「市内を早く移動するため」とのことですが、その割には小さな実用バイクは少なくて、大型バイクを多くみかけます。彼らは自動車を持っていて、春〜秋の週末の趣味としてバイクを所有しているそう。1年のうちの半年程度しか使えない道具に数百万円を注ぎ込むのですから自動車以上に贅沢。カフェに止めた愛車を愛でながらのコーヒー、オーナーにとって至福のひとときなんでしょうね。

2008-07-21

ソビエト社会主義の遺跡発掘


ロシア駐在中にやりたいことの一つに「社会主義の時代の遺跡」探しがある。これらを写真に切り取り整理したいと思っている。今日、市内の営業拠点視察で走り回っている途中、思いがけず大物に遭遇、早速カメラに収めた。古いビルの一面に描かれた社会主義的理想像、いけます。気持ち悪い人には気持ち悪いだけの絵ですが、私には今もなお新鮮なポップアートに見えます。かなりな悪趣味である事は自認しておりますのでご心配なく。

一人暮らしの強い味方 アズブカ・フクーサ

先日、美味しいパンがあるスーパーとして紹介したお店の続報。7月末には仮住まいのホテルを引き払い、念願のアパート暮らしとなるので、今日は周辺の生活環境を調べるため会社帰りにアパートの近所に立ち寄りました。すると、アパートから徒歩8分程度でスーパーの分店発見!しかも、こちらは総菜とチーズ、パンの対面販売コーナーが一層充実していて一人暮らしの強い味方になってくれそう。また、珍しく日本食材(のり、ごま、乾麺、ソバ、みそ汁のパックなど)もあり、いざという時は頼りになりそうです。街の中心に近いせいか外国人も多いようで、お店の人も本当に少しだけ英語がわかり、今までの指差し+首振りコミュニケーションに加え、英単語まで使って意思を伝えられそうです。
http://www.azbukavkusa.ru/

2008-07-20

ブランド ブランド ブランド

美術館を出て散歩を続けます。カメルゲルゲルスキー横町にはブランドショップが並びます。キリル文字いかしてます。日本だとブランドロゴの上にカタカナをふった感じ?エルメス パリって書いてあるのですが、なんだかなあ。まあ、意味はわからなくてもどのブランドかはすぐ分かる、強いブランドとはそういうもの。

おいしいパン屋さん Wolkonsky

美味しいパン屋さんを紹介してもらいました。店内にはいるとバターの香ばしい香りがプーン。ショーケースに陳列されたパンやお菓子はどれをとっても丁寧な仕上がりで日本人の肥えた目も満足させます。ホテルに戻り早速一つ試食。写真では陰になっていますがシューパフにチーズをのせて焼き上げた一品は、シューの柔らかさとチーズの香ばしい香り+カリッが舌にずばりきます。暮らしの大事な要素の一つ「おいしいパン屋」も見つかり日常生活を充実させるパーツが揃いつつあります。www.wolkonsky.ru

どやさっ


あのー、今くるよさんですよね。

MMoMA モスクワ現代美術館

モスクワにはトレチャコフ美術館、プーシキン記念美術館など名だたる美術館があるにも関わらず、私の美術館初参拝はMMoma。よほどマイナーなのか土曜にも関わらず見学客が少なくゆったり鑑賞できました。入館券200ルーブルに+100ルーブル払うと館内ノーフラッシュ撮影OK。チケット裏に撮影許可スタンプをくれます。さて鑑賞開始、あっ館内至る所におばあちゃんが。彼女達の仕事は「作品の管理」と「無許可撮影の取締り」、お金を払って堂々と撮影しているのに次々に現れてはチケットを見せろ、と要求してくるのには辟易しました。
展示されている作品の傾向ですが、ロシアの現代芸術の作風は一言で言うと「西欧っぽい」。中国現代美術だと、社会主義の抑圧だとか高度成長への不安、自分だけが豊かになれない焦燥感だとか、手法においては水墨画の現代解釈など、中国固有の歴史、社会性など、各作品からを強い個性、主張を感じとる事ができましたが、ロシアはたった17年前まで社会を支配していた社会主義への批判、或は懐古というものを感じさせる作品は少なく、西欧の作家達が打ち出した手法をまねて、ロシア的個性を添えて行こうとする方向を感じました。さっと見ただけで、あえてロシアの作風をまとめると「ちょっと暗い」。現代社会を反映して、あっけらかんとした幸せ感が作品に見られないのはロシアだけではありませんが、ポップな作品でも色使いが渋い。これがロシア人気風なのか気候風土によるものなのか?この国の冬の光の射し方に大きな関わりがあると推察しますが、ここで一冬を越し、感性とロシアへの知識、理解を高めた上でもう一度作品達を感じてみたいと思います。
まとめ。今日の見物はMMoma作品群と、その意味を全く理解しようとしないおばあちゃん、というインスタレーション。私のスナップ「廊下の奥で見学者のうわさ話をする二人のおばあちゃん」「漢字で書いたロシアとおばあちゃん」は現代美術だ、とも言えなくもない。(現代美術は言い切ったもの勝ちの世界、思い切って作品宣言してしまうっ)。

2008-07-19

週末は徘徊小僧。17800歩の土曜


週末は徘徊。今日一番目のテーマはヘアカット。英語が通じ店にアポより随分早く到着。雨宿りをかね少し待たせてもらいました。美味しいコーヒーでほっと一息。理容師さんは英語ができないので意思疎通できなくなると受付の女性が駆けつけ英語で説明してくれます。一度に一組しか受けないので店内は静か。下手な英語でも臆せず話せます。気持ちよくなってカット最中にウトウト。気がつくとサッパリ化完了。
次はMMoMAモスクワ現代美術館あたりを徘徊します。

モスクワのお寿司とアイス白玉です


和食レストランはモスクワ市民の外食としてすっかり定着した感あり。一番星というお店のお寿司盛り合わせとアイス白玉、かなりそれらしく見えるでしょ。このお店に限らず、お客様はほとんどが地元の家族やカップル。普通に食べて1万円前後/人。夜だと家族で食べて4〜5万円くらいはいくはず。それでも日本食は毎夜の賑わいを見せ、モスクワっ子達の侮れ無い可処分所得を感じさせます。

2008-07-17

ドライバーのドミトリーさん

下手&無理な運転が横行し、人身事故さえおこりかねないモスクワの道路事情。駐在員の安全確保のためプロのドライバーが会社への送迎を担当してくれることになっており、私の赴任にあわせてドミトリーさんというドライバーを採用してくれました。素朴で大変優しい人。でもお互い言葉が通じずもどかしい。社内では私の英語の方がスタッフよりレベルが低くて苦労するのですが、車内では簡単な英単語も通じずほとんど無口。この状態をなんとかせねば。

雨もまたよし、モスクワ河畔

雨の夜です。奥の方に白く浮かび上がって見えるのがホワイトハウス。夕方の暴雨で路面はすっかり濡れ、街の灯りが川面と路面に反射してどことなくしっとりとした風情を醸し出しています。モスクワの雨は大粒、降る時はいつもスコールみたい、どしゃ降りです。

2008-07-16

何? 路上の宝石?


美しい本との出会いが、こっ恥ずかしい文を書かせてしまった。これはいつものキャラで。
さてこれは何?答えはシュレッドチーズの薫製。一口入れるともう止まりません。子供のように横に裂いて食べたり縦に食べてチューイーな食感を楽しんだり。この不揃いがまた食感の変化を生み止まらないしかけになっているからすごい。
ビール党の某駐在員は、数あるスモークチーズからお気に入りを市場まででかけて買い求めているそうです。
そうそうご存知とは思いますが。このブログ、写真をクリックすると拡大されます。鮮明に写っていますのでご覧下さい。チーズのするめ、という感じが出てるでしょ。

路上の宝石 美しい本

食べてるだけではモスクワの良さは一部しか伝わらない。7800歩、路上の宝石を探しての散策。偶然見つけた書店に飛び込み書架を眺めるうちに"Moscow A guide to Soviet and post-Soviet architecture"を発見。この街に着いた日からずっと気になっていた建物たちの解説が美しいモノクロ写真付で。週末、この本を片手にモスクワの建造物巡りをしてみたい。この街には奇跡的にもバウハウスデザイン建築がいくつか残っており、機能的で美しい建物たちは、商業建築の大攻勢の前で風前の灯。取り壊される前にカメラに収め記憶に留めておきたい。観光ガイドでは決して出会えないモスクワ。

ちなみに「路上の宝石」は松山猛の写真入りエッセーのタイトル。本を読んで以来、街にそっと潜む路上の宝石のような美しい事や物を写真に収めたい、と思っていた。

2008-07-15

ちょっとそこまで7800歩


昨日休業日だったうどん屋さん、執拗に追いかけ食べてきました。ざるうどん+かつカレー+ガス入りミネラルウォーター=330ルーブル、安っ。ファーストフード感覚。頼むとすぐ来て20分しないうちに店を出ました。ホテルに戻ってまだ9時。外は夕暮れ前。ならば消化のために散歩、と万歩計を持ってとりあえず近くに見える橋を渡ってウクライナホテルの前を横切るコースを設定、歩き始めました。遠っ。橋まで20分、帰りはぐるっと大回りしてウクライナホテルのたもとの橋を渡って帰ってくるので50分。1時間10分で7800歩。食後の良い運動になりました。部屋に戻り即シャワー、さっぱりしていい感じです。今日はブログ更新済み次第
本を少し読んで寝ます。

2008-07-14

【関係者以外立入禁止】撃沈、私の晩ごはん

新聞等で話題のモスクワ初の讃岐うどん「うどんやさん」、運転手に場所まで調べてもらっていきました。が、着いてみると店内真っ暗、閉店だ。入り口に張り紙があったが読めずに退散。運転手さんが気を利かせ張り紙を解読、いわく日&月はお休みとの事。すごすごとホテルに引き上げた。9時も過ぎ、今更出かける気にもなれずスーパーで買い込んだ朝食用のサラダとパンに口をつけた。日本から持ってきた讃岐風うどん、これにもついに手を出した。他人から見るとしょぼく悲しい夕食風景。でもサラダもパリッ、パンも焼きたて、ほのかに暖かく皮パリッ。これはこれで充実した夕餉でした。
でも、とても格好悪いので今日の日記は親族、関係者以外立入禁止で御願いします。

KAFE MANIA店内(撮影禁止)


市内のいたるところにあるカフェのひとつ、KAFE MANIAというお店。コーヒーショップというより手軽なレストランという位置づけで軽い食事もとれます。インテリアはこんな感じ。これで一般市民が気軽に利用できるレベルのお店です。アイスカフェオレ(美味)、軽食としてイクラとサワークリームを巻き込んだクレープ(ブリニュイ)を試しました。ブリニュイいけます。ということで写真に撮っていたら「だめ」と言われ、その場でデジタル写真を削除。上はその前に撮っておいた写真。

2008-07-13

二万歩の旅 土曜日


土曜日の続編です。
ガルブーシカの前に訪れたキエフ駅と駅前市場。この駅からサンクトペテルブルクへの夜行列車がでます。駅前市場は花屋、肉屋、金物屋、安い服屋、写真のような食べ物を売っている店など素朴でどこか懐かしい空気。ここで実感したのがロシアが多民族国家であるということ。シルクロードのバザールに行った事はありませんが、きっとこういう感じなんだろうなあ。トルクメニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン地方の人たちと思われる様々な顔と姿の人々が元気よく働いていました。すれ違うたびに「あれ、この人日本人?」という顔立ちをもった人々に出会います。

2008-07-12

モスカ原?電気街にいった


今日は晴天の土曜、運動不足解消のため、いつも眺めているだけのウクライナホテルまで歩いて行った。写真で見るとすぐ対岸のようだったけれど、実際に歩くと20分かかり、更に日本食が売っていると聞いた市場のあるキエフスヤ駅までは30分。駅で迷って1時間。結局日本食見つからず、気分を変えて電気の街、ガルブーシカへ。世界中の電化製品揃ってます。値段は交渉していないのでなんとも言えません。テレビはあまり日本と変わらない感じ。高級オーディオも揃っていて、こちらはちょっと高め。最寄りの地下鉄駅から湧くように人が降り立ち、吸い込まれるようにこの電気街へ。ここでも消費意欲旺盛なモスクワッ子の様子が確認できました。

2008-07-11

高級店もいっぱい モスクワ スーパー事情2


お約束通り会食の帰り、夜の10時過ぎに24時間営業の高級スーパーに立ち寄り週末の朝食を買い込みました。写真にある通り、日本で比較すると紀伊国屋よりは一般的、ISETANクイーンシェフくらいの店格かな?対面販売のパン屋さん、肉屋、チーズ屋、ワイン売り場などが充実。
ちなみにここで買ったアップルシュトローデルが約350円、クロワッサンが250円くらい。でもパッケージングも含め清潔感と高級感にあふれており、ロシアの面目一新。アジアの高成長国家と比較にならないほど一般の消費生活が洗練されています。ちなみに弊社の課長(マネージャー)だと社用車1台貸与、月給が5,000〜7,000ドル、と日本人の課長さんより高給、高額商品の消費も拡大する訳です。

24時間営業店も出現 モスクワのスーパーマーケット


モスクワで驚いたのがスーパーの量と質。自称“スーパーマン”“スーパーフリーク”の私としては狂喜乱舞。写真はまもなく入居するアパート一階のお店。複合店舗の一つとしてはいっています。これは「小規模」、住宅街になるとアメリカのスーパー以上のデカイ店が出現します。
唯一心細いのが野菜の種類。夏でも日本の半分程度の品揃え。まだ見ぬ冬の野菜が少し心配ではあります。大規模スーパーは一見の価値あり、撮影でき次第別途レポートしますので、お楽しみに。

2008-07-10

モスクワの猫


初めて野良猫を見ました、この後続けて二匹。生活の臭いのするところにはちゃんといるんですね。たまたまこっちを見てくれたのでパチリ。ロシアの人より愛想が良い。
っていうか猫より愛想悪いロシアの人って、、、人見知りなのか?無関心なのか、はたまた社会主義の名残か、これも解明必要です。

2008-07-09

気合いを入れ直して お一人様外食


土曜にでかけたインド料理店にもう一度行った。周りの客は全部インド人。マネージャーもインド人。ということで味も本格的(ってインドに行った事無いのに)。さすが首都、いろんなものが揃っています。でも、、、インド人客がどうやらビジネスディナーをしていたようで、隣のテーブルで激論が。しかもインド式英語でなんだか聞きづらい。そこまで本格的にしてくれなくてもよかったのに、と今日はエビカレーを食べてそそくさと部屋に戻りました。

早くもネタ切れ?時差ぼけ解消で早寝

今日は写真なしで、、。
周りが忙しくする中、昨日は7時半に仕事を切り上げホテルに戻った。モスクワで一週間。できることはできる、できないことは言葉が分かるまで簡単にはいかないという頭の整理もつき、出張者の立場から生活者に徐々に変化している自分。サバイバルのため食べられる物に出会ったらなるべくそのときに食べておく、という食事の前倒し対応のため早くも胃袋が出てきた?感もあり、この地でじっくり生きて行くための普通の生活を築かなければならないと感じる。
今注目のロシアには沢山の出張者が押し寄せ、会食の機会も多い。その分素の生活をコントロールしないと健康に支障を来す可能性あり、、とかとか色々考えた結果、昨日は「寝る」を実行。今朝もまだ時差ぼけの残りで6時に起床しましたが、寝不足は今までの一週間よりは少し解消されたように思います。さてと、そろそろ出社準備だ。

2008-07-07

Happy Birthday 自分!

今日は何十何回目の誕生日、しかもロシアで迎える記念すべき日です。しかし、結局仕事と出張者対応で忙殺され、めでたい事もないままホテルに帰還。部屋をあけると、ホテル側の配慮でシャンパンとバースデイカードが飾られていました。チェックイン時にいっぱい情報を書かされ面倒だなあと感じていましたが、少しは手間賃を取り返した?8月来訪予定のご家族様一行へ、シャンパン開けずに御待ちしておりますので是非お越し下さい。

2008-07-06

IKEAに行けや(おやじ系)




あいにくの雨。タクシーを飛ばし、帰りの足がないので運転手を待たせてまでIKEAに行きました。目的は間もなく入居するアパート用のソファと机探し。良心的なIKEAはロシアにおいても日本同等の価格で販売している結果、当地の物価水準からすると激安店に見えます。カフェで食事できるので(新横浜店みたいに)昼食試しました。これでなんと220ルーブル、1000円ちょっと。ビッグマックセット同等でしょうか。家電店にも行きましたが、家電も日本より少し高い程度。どうやら「外食」「サービス」系の価格が随分高いようです。人件費の関係だと思いますが、謎はこれから仕事をする中で解明して行きます。ロシア、物は本当に豊富にあります。その豊富な品物に出会えるかはロシア語次第。言葉ができる人ならロシア暮らし(仕事は別)に苦労や我慢は要らないんじゃないかな。そういう印象をこの数日で持ちましたよ。

モスクワ大学の野球場で日本人ソフトボール大会開催される


雨が降ったり止んだりする難天候の中、人工芝の上に浮いた雨水をトンボや箒で必死にはきだし、試合開催にこぎ着けました。写真は奇跡的に太陽が顔をのぞかせた瞬間。私も途中出場させていただき二打席二出塁、一本は2ベースヒットで、もう一つは相手のトンネルで二塁まで一気に走り込みました。試合は我がチームの勝利。これに気を良くして次の試合日程を聞くと、なんと来年の5月。日本人駐在員の中で毎年5月から7月まで対抗試合を開催しており、昨日は我がチーム08年の最終試合だったのです。私の短い夏は幕を閉じました、、。
って、別にソフトボールをしにモスクワ駐在している訳ではないのでまだまだ仕事は続きます。来シーズンに向けて、今後駐在員増員の際には野球、ソフトボール経験の有無もチェックしなきゃ。

初のロシア料理 コースはど真ん中


ロシア料理の実力はいかに?赴任後、一刻も早く確かめたかったのですが金曜日にチャンスが来ました。赤の広場のすぐ横のレストラン。最初はボルシチとキエフカツレツだ、と決めていたので他の出張者が肉料理を注文する中、唯我独尊的KY注文。ボルシチ=100点。ビーツの色が真っ赤で飲むまでは少し引き気味だったのですが、スメタナと呼ばれるサワークリームを入れ一口飲んだ瞬間「キターッ」。お肉の味がスープにとけ込み絶妙の塩加減と相まって大満足。キエフカツレツはこの後カットすると中からハーブバターがトロけだし、これも最高。ロシアの人の舌、特に塩加減は日本人好みだと感じました。寒いところだからきっと味が濃いのだろう、と予想していましたが良い方向で裏切られました。盛りつけのセンスも良く、お客様を御連れしても安心して食事を楽しんでいただけます。次は何を食べようかな。

ウクライナホテルにかかる虹の橋

週末だというのに、雨が続いています。7月に入り雷を伴った雨やスコールのような大雨が降り、驚いています。でも終日でなく途中でパッと止んでしまうなど予想外の天候です。これは雨が小振りになった夜9時半の映像。写真では見にくいですが見事な虹がホテルを取り巻くようにかかり感動の風景でした。右に眼を移すとなんとダブルレインボー。本当にあったんですね虹が二重にかかる瞬間が。定置観測写真の魅力。ホテルの窓から見える景色の移り変わりを今後もレポートします。

2008-07-04

時差ぼらけ ふりさけみれば


朝ぼらけ〜という有名な一節ありましたが、こちらは「時差ぼけ」直らず今朝も5時半に目が覚め、現地入り後目覚まし時計をすっきりした耳で聞く毎日が続いています。日本との時差5時間。モスクワの7月の朝ぼらけ、もうすっかりあけています。写真は露出をアンダー気味にして朝焼けの美しさを再現してみました。モスクワ、私が今まで過ごしてきたアジアの国と異なり、空や空気に脂っこい粘り気がなく、さらっとした感じです。

2008-07-03

中産階級のたしなみ?

現地でルーブル建て給与をいただけるのが月末。それまでは持参金をルーブルに兌換して暮らす事になります。昨日スーパーマーケット内のクリーニング店にシャツ7枚とスーツ一着を出しました。合計1480ルーブル、日本円にすると7000円強。この物価感覚、すぐにはなじめそうも無い。ということでこの絵です。下着はホテルで手洗い。画面の左上のシャネルのコロンとの情けない好対照をお楽しみ下さい。アパートに住みポルシェに乗る若者の、オヤジバージョン?にしては、更に生活感にじみ出て哀愁が漂い、、、今から会社に出かけます。

2008-07-02

無事着任 ホテルからの景色

ホテルにチェックインしました。弊社は大人の会社なのか?特別な空港出迎えもなく、運転手にホテルに送り届けてもらって、それで終わり。
急成長の市場の中、限られた人数で現法経営にあたっていて、自力でできることまで構うような過保護の環境にはないのです。でも、私にとってこういうベタベタしない関係、結構ありがたいです。早くこの地になれて仕事するぞ。

2008-07-01

赴任前夜 けじめの赤飯


いよいよ明日に赴任を控えた日曜。なのに緊張感、悲壮感ないまま夜に突入。自分へのけじめの意味で赤飯を食べました。それより妻が気合いを入れて作ってくれたお好み焼きの方が美味しくて、結局何のけじめも無いまま赴任当日へ。大丈夫か袴小僧。