2009-11-30

映画のワンシーン みたいな Mari Vanna





オリンパスEP-1通称オリンパスペンデジタルで長女が撮った何枚かを掲載してみました。まろやかな光がテーブルを包んでくれるレストラン、とっておきのディナーを楽しむカップルと、優しく見守るお店の人たち。こうして何枚か並べてみると、ストーリーを感じます。撮る人が違うと印象が大きく異なります。

2009-11-29

出来立てデニッシュが食べられるウラジミールパン店




家族でオールドアルバート通りを歩くのは久しぶり。散歩の途中、また新しいパン屋さん発見。今日はドーナツ、レモンマフィンととチョコバナナデニッシュを買って帰った。明日の朝ご飯が待てず、デニッシュつまみ食い。出来立てだけあって、生地もサクッ、チョコとバナナのバランスの良い仕上がり。ドーナツを食べたのは翌朝、まだしっとりした食感が残っていたし、マフィンも甘すぎず、日本人の舌に合うと思います。

2009-11-28

アレクサンダーさんとか言う人の誕生日パーティ




近所にありながら、今まで何故か縁遠かったグルジア料理店サム・プリシェール。予約せずいきあたりばったりで席をお願いしたら、席はあるが今日はパーティだと言われた。店に入った時ほとんど周りに人もおらず、どうせこじんまりしたパーティだろうと思い、かまわずに席に案内してもらった。次々に出てくる美味しいグルジア料理を楽しむうち、店内はパーティ客で満員に。ちょっとしたステージで、歌手が「アレクサンダーさんおめでとう」とかけ声をかけ、景気のいい歌を歌いはじめたら、客がたまらずに、といった風情で踊りだしキャーキャー騒ぎだした。純朴で素直な人たち、飾らず、威張らず本当に楽しそう。こういうロシアの人たちの姿を見ると、こちらの心までほっこりしてくる。そうそう、サムプリシェール、料理の味は二重マルだと思います、値段も手頃ですし。

モスクワ大学 夜


立派、夜はライトアップでいっそうの威圧感と威厳を放つモスクワ大学

カラバエフ兄弟社 お惣菜パン その他





ロシア式パイの店をテーマにもう一軒探し出した。地下鉄チースティ・プルーディ駅そばのペカルニア・ブラチア・カラヴァエフ、カラバエフ兄弟のパン屋。店内にはパン、ケーキだけでなくお惣菜も並んでいて、カフェでイートインも可。味見はこれから、まずは記念撮影。ここも素朴、朴訥系パンと見ました。

2009-11-25

無事もすに到着


東京から無事長女1名到着。和の世界を手みやげに持って来てもらいました。感謝。今回は季節も晩秋から初冬なのでバレー鑑賞にでも
でかけますか。

2009-11-22

日本風焼肉諦め韓国焼肉へ


「日本と同じようなコンロ付きテーブルで焼ける焼肉屋がモスクワにもありますよ」との情報に基づき、お店探しに出かけた。わかりにくいと言われる入口をなんなくクリアして店に踏み入ったが、5卓のテーブルは全て予約済みで座れず、今回は場所だけ確認してすごすご引き返すはめに。結局、ホテルコールストンの韓国焼肉に変更。このお店、肉を焼いて持って来てくれる事がそもそもおせっかいだが、その焼き具合もウェルダン以上で肉が縮むまで火を通してくる。もったいない。もすで美味しい焼肉、実現するのは難しいか。春を待って日本から七輪持ち込み、アパートの屋上にこっそり上がってやるかねえ。
ちなみに日本の自宅には小さな屋上があって、家族で七輪を囲んでの炭火焼肉大会、これが春の訪れを喜ぶ恒例行事となっている。うん、ぽかぽかとした太陽の光、カリッと表面が焼けたお肉の中からでてくるジューシーな肉汁が懐かしいぞ、やばいっ、禁断症状。

久方の 光のどけき 秋の日に



久しぶりに太陽が顔をのぞかせ、低く差し込む光がリビングルーム奥にまで届きます。地面を見ると、この数日のプラス気温と雨で、雪も溶けたよう。乾いた道なら散歩もできそう。

2009-11-21

私には関係のない事ですが、もすでボジョレーヌーボー


私はアルコール(ロシア語ではアルカゴール、すごく化学物質っぽい発音になる)全くダメなので、レストランでポスターを見るまで気付かなかったのですが、もすにもしっかりボジョレーヌーボー入ってます。ロシアは不便と言う偏見を持つ日本人の認識をこうして少しずつ変えていきたいと思います。(って、つい最近日本からの救援物資に頼る生活を吐露した人が書いても説得力ないか?)

ロシアンパイの店 Stolle





平日深夜に帰宅して、就寝前にネットで良さげな店を検索し、週末買い出し。このところの生活パターンです。今週は「ロシアパイ」専門店Stolle。もす市内に三軒店舗がある中のノボテヴィッチ修道院そばの一軒にでかけた。店内に入るとカウンターにずらり並べられた焼きたてのパイが、ほんのり暖かい空気を発散しながら迎えてくれる。ホールでもピースでも買え、ピースで注文すると次の人どうするんだろう?と心配になるくらい真ん中の良いところを分けてくれる。(逆に残った部分をまんま包まれる不運も容易に想像できるが)。今日はお試しで色々な種類を買った。ミート、サーモン、ツナキノコ、アップル、カッテージチーズ、にしん。アップルパイはシナモン入りとシナモン無しが選べる。シナモン好きの我が家は焼きたてシナモンアップルパイ購入。急いで帰宅しコーヒーを準備して実食。どれも薄味で嫌みの無い味。「パイ」とはいうものの日本人からするとパンに近く、一言で表現すると「もすのおかずパン」。週末ブランチにしっかり腹持ちするパイ、とても良い発見、と自画自賛。

2009-11-18

浄水器 使用前 使用後


浄水器交換。もすの水、こうして見ると結構キツい。

救援物資到着 今回は50Kg


ブログは自らの暮らしをさらけだす恥ずかしい行為だ。ほら、これを注文した時の精神状態がうかがい知れる。カップ麺、カップ焼そば、ポテトチップスまで空輸したんだから常軌を逸している。ストレス発散のための注文であったことが分かる。まあ、前回では素材を多めに注文した分が在庫で残っていて、今回規定量までの差をおかしで埋めた結果こうなった訳で。写真に写っているのは20Kgくらい。20Kgの米やソース、しょうゆ調味料の類は、直接食品庫に収まっている。日本食の入手が不自由なロシア。食品送付制度は本当に有り難い。毎回制度に感謝する私。

2009-11-16

あほブログ今日の打ち止め ペットとエコライフ





分別も圧縮も減量もなにもない、もすのゴミ捨て事情。いつ何を捨てても、捨てる先がゴミ箱ならOKというおおらかさ。資源大国の余裕というか意識の低さと言うか。我が家ではペットボトルをちゃんと圧縮して出してますよ。やり方はこれ。まず愛犬にペットボトルを預けます。キャップを少し緩め空気が入るようにして渡すことがコツです。すると、まず圧縮、次にラベルはがし、最後にキャップ外しと作業が進められます。キャップが外れそうになる頃にはボトルのバキバキ音で興奮も最高潮、そろそろ「おもちゃ」を取り上げてゴミ箱に捨てます。気分転換もできたし、明日からまた私生活の全てを投げ打って駐在員生活に戻ります。

2009-11-15

あほブログ固め打ち こんな料理ならば美味しく再現できます


新鮮なバジルは自宅で栽培中。モツアレラチーズは近所のスーパーで調達。トマトはヤルマルカで調達。この後オリーブオイルと塩こしょうとバルサミコ酢少々を加えて美味しくいただきました。もすでの日本食作りは食材探しに苦労しますが、イタリア系食材なら揃っています。

ゴーゴリ モーゴリ ケーキをお持ち帰り




月末に長女が遊びに来ることが決まり、彼女にも気に入ってもらえる店を開拓する今日この頃。ゴーゴリモーゴリは小さなカフェでイタリア料理の味もなかなか、という評判の店。ほわっとした穏やかな雰囲気のお店。次は店内で食事をしようと思いつつ、今回取り急ぎ持ち帰ったのはモンブラン。マロンに甘みを加えずリキュールだけで風味を増した大人のケーキ。でも、元の栗の甘さ不足がここでも感じられ、日本の美味しい栗を使って同じレシピで再現してくれたら絶品なのになあ、とロシア栗の力不足を感じた。

日本の秋イベントより 日本映画フェスティバル




もすでは今「日本の秋」と題した、さまざまな日本紹介イベントが開催されています。35MMシネマという映画館で開催されている日本映画フェスティバルにでかけました。館内は地元の人たちで大盛況、日本文化に対する高い関心と評価をうかがわせます。一枚の記念写真、アニメ好きがこうじて日本語を学びはじめた子供たちで、引率の先生に連れられ日本映画を観に来たそうです。日本語の勉強を始めたばかりとのことでしたが、こちらから「こんにちわ」と挨拶したら、奇麗な発音で「こんにちわ」と答えてくれました。将来この子たちが日ロの距離を更に近づけてくれることを期待します。ロシア版オタク?にも見えなくもない。

2009-11-09

お米を楽しむ秋



モスクワでこんなものまで作れます、という紹介。その一、栗ごはん。市場で栗を見つけて買って帰り、一生懸命鬼皮を剥いて料理に使ったそうです。栗が日本のほどホクホク甘くなく、ご飯と一緒に炊き上げても硬さが残る。妻が作ってくれた栗ごはん、栗の味が残念。余った栗は茹でてトースターで甘栗風に炒ってみたけれどやはり甘みが少ない。ロシアの人は焼き栗にして食べるというが。
その二、いなり寿司。さすがにいなり皮は日本からの輸入。寿司メシを作って皮に包み込む。途中で思い出し炒りごまも投入、それらしい味のおいなりさんができた。不便に見えるもす暮らし、工夫や努力でそれなりの物は作れるという見本。しかしそれにしても、食べる事くらいしか楽しみが見つからないのはどうしたものか。

2009-11-08

日本人が握るお寿司 といって美味しいとは限らない パリ



フランス旅行の1ページとして書こうと思っていたが、ネガティブなので時間をあけた。オペラ座界隈の日本食通り、「日本人の握る寿司」という言葉に、もすでさんざんなんちゃって寿司に懲りた我が家、「ここなら大丈夫」とパリの夕食をここに決めた。二階テーブル席に通され、お任せ握りをオーダーして待つ。なかなか出て来ない、その間、寿司職人がカウンターの客とバカ話をしている声だけが二階まで聞こえて来る。緊張感のない店内。果たしてテーブルに届いたお寿司がこれ。この情けない姿、寿司は几帳面すぎるほど几帳面に盛りつけてあって初めて食指が動くのだが。まあ仕方ない、と気を取り直し一貫実食。すし飯、味にしまり無く更にがっかり。トロがシャリにじゃまされてるし。「日本人が握る」のは本当だったが「日本の寿司職人」とは確かに書いていなかった。見よう見まねの素人寿司、とお見受けしました。悲しい旅の思い出、成仏なされ。

大山鳴動して里芋ひとつ?中国市場探検




金悦酒家スタッフ情報をてがかりに中国野菜をさがしにでた。地下鉄リュブリーノ駅に近い、モスクワというショッピングセンター。中に入ると以前チェルゾフスキー市場でみかけた風景と同じ、服飾の屋台がびっしり。チェルゾフスキーが全面閉鎖になったと報道されていたが、結局はここに引っ越して来たんだ、と納得。ならば中国野菜もあるだろう、と探しはじめたが、こちらは全く見つからない。中国人と思われる人数人に尋ね見つけたのがこの一軒。中国市場はここだけですか?と聞いて親切にライバル店を教え店員もいないだろう、と思い買い物客に質問したが、やはりここだけらしい。手ぶらで帰るのは悔しい、ロシアで普通はみかけない里芋と青梗菜を買った。チェルゾフスキーにあれだけの中国市場があったのだから、今もこのもすのどこかで営業しているに違いない。もう少し手がかりを探してみようと思う。

一見(いちげん)さんお断り?中華の店





ある駐在員家族がよく利用するという中華を紹介してもらった。この店、入店まで一苦労。面倒な手続きがあることは聞いてはいたが、まず何も知らない振りをしてエレベーターでレストランにあがろうとした。ガードマンに行くてを阻まれ、まず店に電話をしろといわれる。事前に聞いていた通りの反応だったので素直に店に内線電話で連絡。すると今度は突然「何人?」と電話の向こうから中国語が飛んで来る。3人で行く旨伝えると「では一階まで迎えに行きます」って、ここのエレベーターは勝手に乗れないの?
迎えに来るというお店の好意は受け流し、ガードマンの許可ももらって自力でエレベーターにのる。と宿泊中の子供のグループがエレベーター遊び中。ほぼ各駅停車で33階に着いた。
ここから写真付き。1枚目、入店を頑に拒むかのような無愛想で不気味な入口、「金悦酒家」と読める。2枚目内装。写真で表現できないがBGMは15年ほど前に中国で流行したポップス、懐かしく、場末な空気が流れる、中国の田舎に市場調査に行って飛び込んだ街道横のレストランみたい。3枚目、夜景。このあたりは住宅街、アパートの灯りだけで派手なネオンも少なく落ち着くが、夜景としては少し寂しい。4枚目、三人がそれぞれ好きなものを注文したら揚げ物オンパレード。(春巻、揚餃子、エビマヨとかとか)。写真の一品はライチの種を抜き、その部分に薄味に炊いたあずきあんを入れてフライにしたトドメの一品。お店の女性二人(ハルピンから600キロ離れた街からモスクワに来たという)が「絶対美味しいし、安い!」と口を揃えて絶賛するので注文。確かに美味しい。ところで、ロシアにいると無愛想な印象の強い中国人がとても愛想良く感じられ不思議。食後、お店で使う中国野菜をどこで仕入れているか、貴重な情報を店の人に教えてもらった。早速探検に行こうと思う。

2009-11-01

手作り豆腐




もすでも韓国食材店で豆腐は手に入るが、冷や奴にできるような豆腐は手に入らない。食料送付制度で買い込みながら今まで面倒で手を付けていなかった手作り豆腐キット。粉を溶かして沸騰したら3分煮て凝固剤を投入したら、あとはもたもたせず一気に型に流し込むだけ。出来上がりはスプーンで食べるのが調度良いくらいの柔らかさ、大豆の味がしっかり出ていて少なくともロングライフ豆腐よりはずっと美味しく感じた。恐らくあと1日冷蔵庫で余分な水分を抜けばもう少ししっかりした食感も出て来ると思う。なにせ、1箱で豆腐4丁分もできてしまうから。