2008-11-30

午後四時半の夜景


日が短くなってきました。今日は日中晴れだったので、四時半でこの暗さは日没のせいでしょう。ゴーリキー文学博物館付近の交差点にて。

アール・ヌーボー建築ゴーリキー文学博物館


朝の散歩だけでは引きこもってしまう、と暗くなる前にアールヌーボー建築で有名なゴーリキー博物館にでかけた。建築の本によるとモダン様式と当時斬新であったロシアモダン様式を取り入れた芸術的想像力、緻密な調和の完成が注がれた建物とある。100ルーブル支払い撮影許可を得た上で館内見学。一歩足を踏み入れた時からタイムスリップしたような錯覚を覚えながら、それでいて深く静かに落ち着く。100年以上の時を隔てたとは思えないモダンとバランスの両立、確かに設計者の意図がきちんと伝わる。この邸宅は元々ゴーリキーの注文建築でなく、リャプシンスキーという富豪の住居として設計されたそうだ。これだけの自由な設計を認め建築家の想像力を引き出すリャプシンスキー、芸術家の良き理解者でありパトロンであったそうだが、大変趣味の良い暮らしぶりが伺える。理解ある家主を得て完成したシューフテリ建築、今も訪れる人に感動を与えてくれる。

その代わり、黄河の人は思いきり笑ってる


コカコーラサンタの怪しさに比べてどうですか、これは?
Huang he Chinese Kitchen、「黄河中国餐庁」とでも訳すのかな、中華屋台のロゴマークです。思い切り笑ってますねえ。いかにも庶民的な中華メニューがあったので一瞬買おうかなと思ったけれど笑顔の怪しさをロシア人的に関知して止めた。

世界中で、ちと怖いコカコーラのポスター


アメリカ的美的感覚、それも古き良き時代の懐かしい感覚で彩られたコカコーラのクリスマスポスター、モスクワにもありました。クリスマスのパーティなどでコーラが活躍するシーンを想像させたいのでしょうが、私にはどうしてもちょっと怖い感じが。サンタ、だったい目が笑っていないし。ロシアの人は知らない人に微笑んだりしないからこの表情がしっくりくるのかな?サンタが無邪気に微笑んでたりするとかえって「コーラ飲むとなんか怖い事おこりそう」とか感じるんだろうか。これからクリスマスが終わるまで街中のクリスマス関連のデコレーション、ポスター、イルミネーションなどアップロードします。

Le Quotidien




Le Quotidien、イートインスタイルのパン屋でインテリアもこじんまりして気の効いた雰囲気。アメリカンスキーカフェ・バリショイ(アメリカンコーヒーLカップ)と一緒に食べたのがアーモンドクロワッサンとエクレア。(お父さん、朝からこれですか?と家族の突っ込み想定)。こじんまりとして気の利いたインテリア、クラシックBGMの落ち着いた空気感+食べたいもの指さし注文可!というイートインならではの強みを生かし、美味しく心地よく朝食を済ませ、更に朝食用パンを買い足し締めて600ルーブル(2400円前後)。アパートからだとゴーリキー公園を通りクリームスキー橋を渡る片道25分の散歩コース。さすがに橋の上の吹きさらし風には冷たい思いをしますが、天気もまずまず、爽快な散歩でした。(http://www.lpq.ru)英語ページあります。

2008-11-29

モスクワの夜、おでんであたたまろ

今日は雪がおさまり寒さが少し緩んだとはいえ、写真散歩にでかけ帰る頃には耳が少し痛くなる程度には冷え込んでいる。そういう時おでんでしょ、と自分に突っ込み入れて夕食の献立完成。出来合いのものにひと手間加えただけですが、ジャガイモは別鍋で薄塩茹でし最後に合わせ、日本から持って来てもらった松陰神社商店街にある練り物屋さんのさつま揚げ惜しげも無く投入。練りからしも持って来ていたのでしっかり塗って食べました。まんま日本の味でした。嗚呼望郷!

クリスマスデコレーション始まりました


日が短くなり雪と夜の冬がきました。もうすぐ12月、街じゅうにクリスマスデコレーションが飾られました。レーニンスキー広場の巨大ツリー。日本では「盆と正月が一緒に来たみたい」という言葉があるが、ロシアでは「クリスマスと革命が一緒に来たみたい」っていうのかな、写真を見ながらアホな事を考えたりする。頭の中はお先にハッピークリスマス。

2008-11-28

本格中華?


到着した食料品を開けて、とうふがどうしても食べたかったので麻婆豆腐にして食べた。麻婆豆腐の素で安直に作ったのですが、今の麻婆進化してますね、花山椒の粉も入って激辛仕上げ。ご飯が進みます。

2008-11-25

救援物資到着 即開梱





段ボール箱2つ。開けると厳重包装の中からまず丸大豆しょうゆ。梱包材の間からどんどん出て来る調味料、食品。ロングライフとうふも。日本食スーパーが無かった(今はジャプロあり)時代からモスクワ駐在員とその家族には年に3回航空運賃会社負担で食料品を取り寄せる事が認められている。前回の香港駐在時代は町中にそごう、大丸、ジャスコまで揃っていたので食料送付制度は無かったし、必要性もあまり感じなかったが、ロシアでは物価が高い事もあり、大変ありがたい。お菓子も相当量買い込んだので、入居以来一度も使った事が無かった食器棚に陳列してみました。田舎の食料品店みたいでちょっとレトロ?

2008-11-23

秋の夜長は、灯りで彩る


って格好つけてますが、実はアパートのシーリングライト、特殊な規格らしくスペアが全く見つからない。あなたは驚くでしょう、リビングに29個のハロゲンダウンライト。更にあなたは驚くでしょう、入居4ヶ月弱で26個切れ(他の部屋合わせるともう40個はキレてるよ!)。キレスギッ、連続通り魔だってここまでキレないでしょうが。
運転手と共に電気店という電気店は片っ端から回りスペアを探したが見つからず。最後は大家に連絡して探させるしかない。放置状態、他力本願では部屋が暗くなる一方とばかり、今読書灯買ってきました。表は暗いし部屋も暗い。陰翳礼賛、気分は北欧。今シーズンは部屋の灯りを色々試してみよう。

昼下がりの散歩にて





朝からの雨が小降りになり東の空が少し明るく見えたのをきっかけに出かけた。今日のテーマは「フレンチベーカリー」探し。トベルスカヤ大通りから一本西に入った通りにあるらしい。近くまで車で行きその後は歩いて探す。見つからない。地図で調べた通りを端から端まで歩いたが、見つからない。店探し、これで四連敗。意気消沈し収穫なしで帰宅。これら写真は、今日散歩した午後2時すぎの風景。曇り空から雨空、非常に弱い光で街全体が内省的な性格に感じられた時間。

不思議な夜の雪解け

夜、外で夕食を済ませ、店を出ようとしたら大雪。見る見るうちに路傍に降り積もる。そろそろと車を転がし無事帰宅し「この調子だと明日は積雪、買い物も面倒だな」と半ば諦め気味に就寝した。朝どれだけ積もっているか確かめるため、夜半に1枚撮ったのが上の写真。ごうごうと吹付ける風の音が明け方から続いていたのでこれは吹雪に違いない、と明るくなって外をみたら、あっけないほどの雪解け。今曇り空でどうやら雨の様子。昨夜降った雪が恐らく夜半には雨に変わっていたのか、もう今年緑色の地面を見る事は無いだろうなあと覚悟していたのに。

2008-11-22

ショッキング映像! これがモスクワの水


加湿器に水を足そうとタンクをはずしたら、これっ。白い粉の恐怖。先輩駐在員から「加湿器かけると床が白い粉でいっぱいになるんだよ」と聞いていた白い粉だ。私の加湿器はフィルター付きにしたので大丈夫と勝手に思い込んでいたが、オンにするとやはり床が少しは白む。まあこんなもんか、みんな表現がオーバーだなあと思っていたが、加湿器を開けてびっくり。石灰分と思われる粉体が加湿器の底に地層堆積を始めていた。即オール洗浄。以来、加湿器に入れる水は水道水でなく、ブリタの浄水器で濾過した浄水を使用。他駐在員情報によると浄水器も日本で三ヶ月持続する効果がモスクワでは一ヶ月でフィルター完全目詰まりでアウトになるそう。恐るべしモスクワ水。これも他駐在員の例だが、アパート内配管の錆びによって「赤い水」、「エメラルドグリーンの水」が出るところがあるらしい。中でも、エメラルドグリーン水は風呂にはると入浴剤のような美しい色になるそうで、汚れとは最初思わなかったほどの美しさとか。あなたは何色の水で今日一日の疲れをいやすのでしょうか?

シャバロフカにカレー専門店出現?

ウソです。食べ残して鍋にいれたまま出張にでかけてしまったカレー。確認したらまだイケル。さすがにカレーライス連打は無しだなあ、とカレーうどんに仕立てること決定。カレー鍋に水を差しルーをこそげて加熱、うどんつゆを加え、うどん屋さん風に仕上げるためカツオだし更に投入。味を整えかつお出汁の効いたつゆはほぼ完成。麺をゆでる。少し固めの状態でざるにあげ、濾過水で締める。つゆは最後に片栗粉でとろみをつけて、、ととろみつけすぎた。落胆からすぐに立ち直り、水で締めた時に冷たくなった分だけうどんをつゆで温め直し完成。茹で上がりうどんのぬめりを完全に洗い流さなかった事、片栗粉が少し多かった事で口の中でもさっとした食感が少し感じられたが、味はまずまず。「カレーうどんシャバロフカ−単身赴任風」。単身赴任の皆さんは既にお試し済みですよね。カレーの食べきり作戦の基礎編です。ああ、慌てて撮影した写真にしっかりジャガイモが写ってる!笑ってやって下さい。

ロンドンから




戻りました。深夜1時半に到着する便で戻ったため帰宅は3時前、しかも3時間の時差があり時差ぼけ中。写真は「ホテルの部屋」「フロントに飾られたクリスマスツリー」「墨色の雲の下に隠れた真夜中のモスクワ」です。外出する機会が無かったのでロンドンらしい写真は1枚も、無いですね。

2008-11-20

ロンドンより

暖かいわあ、ロンドン。って空港と事務所とホテルだけだけど。今から中華料理食べてきます。「東海」という漢字の書いてある店で「ホンコン」っていうレストランです。いくら英国人が漢字知らないからって、ちょっと無理な当て字。味はどうかな?

初雪のお知らせ


一日中オフィスにこもっていたので写真撮れませんでした、残念。今朝から初雪、今帰宅しましたが路面には粉雪がさらっと積もっていました。この雪は来春まで溶けないんだろうなあ。いよいよモスクワに本格的な寒さが来たようです。
追記: 帰宅して就寝前の風景撮りましたので記念に貼付けておきます。

2008-11-16

カザフスタン料理の鉄人


朝のテレビより。言葉は分からないがどうやら料理の鉄人のパクリっぽい。分かる事は「カザフスタン」という地名が頻発していることだけ。カザフスタン料理の鉄人4人が集まり料理を競っている?のか代表的料理を紹介しているのか。意味がわからない番組を30分見続ける根気なく、結末未確認。画面中ほどの青いシャツの鉄人、小林桂樹さんにそっくり。カザフスタンの人に親近感が湧いた瞬間。

ラーメン屋さん探し、改めバリショイヤキマンカ裏通り散策

ヤキトリヤがラーメンの店を出していると知り探した。入口横のメニューを見る限り日本ラーメンというよりオリエンタルなファーストフード全般という感じ。ということで、結局入らなかったが、新メニューに「ニクマン」とあるのはとても気になる。しかも「トンカツニクマン」。雨が上がったので帰路グローバスグルメに寄り、夕食の材料を買う事にした。店の裏手にクルマを泊めた。買い物を終えてクルマに戻ったら見事な晴れ。少し散歩した。「赤い十月」チョコレート工場、モスクワ850周年を記念して1997年に建立されたピョートル大帝記念碑、雨上がりの道に映る町並み、ゲート越しに仰ぐ寺院など。古いビルの最上部の木造ペントハウス、この窓からはモスクワ川が見えるのだろう。散歩するたびにモスクワは東欧というより「北欧の東」が相応しい形容だと認識する。斜めから指す光は空を色濃く、美しくし、その光を受けた街並は少し沈んだトーンながらあらゆる建造物の立体感をくっきり際立たせている。低い太陽がコートに包まれた背中を温めてくれる今日の散歩、「9月はもう冬だよ」と赴任前に脅されていただけに、今年の秋は天の恵み。ブログを更新している今も部屋に柔らかな光が差し込んでいる。

2008-11-15

ロシア生活4ヶ月経過、数字が言えません

土曜の午前はロシア語レッスン。文法が複雑なロシア語学習は遅々として進まない。今朝も文法の勉強に入る前に先生がいくつかの数字を英語で投げて来た、ロシア語に直せと言う。2個のコップだの15冊の本だの子供だましの質問ばかりだが、それが答えられない(ロシア語専攻の人は分かりますよね、この苦労)。何故か?個数を表す量詞の後の単語が変化&量詞も1(アジン)が女性名詞の前だと(アドナ)に変化。二個のコップは2(ドヴァ)スタカーニ(もとはスタカーン)。15(ピトナーツャッチ)冊の本(クニーグ、もとはクニーガ)、、、単数形、複数形などという単純変化に留まらず、変形しまくりでもう大変。結局数字の読み方だけで1時間半のレッスン全てを費やし、文法までたどり着けず。(左の写真はイメージ映像です。今、英語でロシア語の文法を教えてもらっています。文法の説明に使われる単語の意味を辞書で引きながら。これじゃあ進まん訳だ。

近所のスーパーで買い出し&買い食い


円、ドルに対するルーブルの下げが止まらない。ほんの少し前までは1ルーブル4.5円、それが今では3.5円前後をウロウロ。スーパーで450円のものが今は350円って2割安かあ、って喜ぶバカな私。給与はルーブルで計算されルーブルで支給されるので損得なし。むしろ日本に10万ルーブルもって帰たら前まで45万円に換金できたものが、今だと35万と10万円も目減り。これでルーブル安の深刻さ伝わりましたか?ということで、高級スーパーも良いがアパートの下のスーパーでも少し買い物してみるか?と未知食臆病者の私が買い出し。買ったのはこういう感じ。帰って来て原産地を調べるとフランス、ブラジル、中国など地元のモノがなく世界中から輸入された食品ばかり。ロシア人よ、少しは働け。原油に乗っかった経済成長は今回の金融不安で完全に勢いを失っているぞ。ロシア人よ油売ってる場合じゃないぞ、少しは汗をかけ(って気温0℃じゃ汗も出ませんが)

2008-11-14

ZANTAC 買えました


十二指腸潰瘍を何度も煩い、この病気とは一生つきあって行くしかないと諦めた。日本を出発する前に会社の医務室で2ヶ月分ZANTACを処方してもらい、ロンドン出張の際空港内薬局で2箱買い、さて、そろそろ残りも少なくなったな、とモスクワで探してみた。近所の薬局に出かけ、簡単なロシア語でZANTAKありますか?と質問したらちゃんと奥の棚から持って来た。左のがロシア箱、右が英国箱。ロシア箱は病院用なのかあまりに素っ気ないパッケージ。いかにもロシアだわ。

2008-11-09

暁のペリエ

朝、掃除して少しすっきりして、朝焼け撮影してブログ更新して、ふと外を見るとかなり明るくなっていた。ペリエ水を窓際においてみる。朝焼けが水色のボトルの中に映り込み、南国の夕焼けを見るような気分にしてくれた。

三連敗中 店探し

これは写真なしで。
先の三連休、この土日と英語のサイトで調べた店を発見、開拓すべくクルマを走らせているのだけれど、実は三軒とも進歩なし。まずオーガニックのお店、近所にもう一軒と調べたが看板のみ。昨日はホテルの中に美味しいベーカリーコーナーありと知りたどり着いたがケーキ少し残っているだけでパンはなし、いつもあまりそろえていない様子。今日はイタリア食材店ITAL-FOODという店を探したが、これも見つからず。家賃の高いモスクワ、ヒットすればチェーン化も早いが、ダメだと撤退も早いのか1年前の情報を下に動いていると、今は亡き店情報だったりする。

おはよう、七時の朝焼けです


おはようございます。アパートの窓から撮った朝焼け、時間は七時すぎ。窓を少し開けるとすぐ肌を刺すような冷たい風が入ってきましたが、暖房で暖まり過ぎの体にはよい目覚ましです。今こうしてブログを更新している間にも空の色は刻々と変化し、最近変化に乏しい窓外の風景を補ってくれています。

2008-11-04

BIO ナントカ

ブログに特集号など存在しないが、そういう企画があるとすれば、今週はさしずめ「BIO特集」か。
会社の仲間から「金融不安のあおりを受け、スーパーの仕入れ資金繰りが苦しくなり、ミネラルウォーターが次々と陳列棚から消えている」という昭和のトイレットペーパー騒ぎを彷彿させる話を聞かされた事を思い出し、近所のスーパーまで水買いに出かけた。確かにいつもの銘柄は売り切れていたが、他の種類は豊富に揃っておりパニックなど全くない。どうやら特定のスーパーだけの問題のようで、この店の客はいつもと同じようにのんびり買い物をしていた。そういう平和な店内で目に留まった「BIOナントカ」商品。今日はBIOヨーグルトとBIOケフィール3.2%を買い込んだ。ロシアでは温泉リゾートに泊まりケフィールを就寝前に飲む、というのが昔からの習慣だそうで、ヨーグルトっぽい濃度の3.2%オリジナルの他、少し軽めの2.5%、ヨーグルトドリンクの喉越しに似た軽い1%と充実。飲み方を地元の人に聞いたが、何も加えずそのまま飲む、との事。BIOの背景に使った「eau de Perrier」、お気づきになりましたか?直訳すると「ペリエの水」、通常のペリエより弱炭酸で飲みやすい。家族が見つけてくれた最近のお気に入りです。でもこれがペリエの水だとしたら今までの緑色のボトルはペリエの何?メチャメチャ気になる。。。

2008-11-03

BIOを探しながら


オーガニックフードを更に探すため朝から散歩に出た。気温3℃。耳が少し痛くなる気温になってきた。クルムスキ橋からピョートル大帝記念碑を眺め、橋を超えたらすぐにオストジェンカ通り。さまよいながら骨董店のショーウィンドウに引き込まれたり、有名なグルジア料理のチフリスに徒歩で20分ほどで行ける事を発見したり、20世紀初頭に建築され、改築を加えながら丁寧に住み続けられている家並みを楽しんだり。ついにBIOの看板を見つけ(実は一度通り越していた)、入口を探すが見つからない。看板の下にレストランがあったので、店の中を通るのか?と思い入った。門番の男性が不親切な表情でここはレストランでスーパーでない、と言っているようだ。彼をなんとか表まで引っ張り出し看板を見せ「入口」というロシア語を発声、彼の親切にすがろうとしたが、入口は知らない(と言っているよう)と、取り合ってくれない。だいたい、言葉が通じないのは最初に判っている筈なのに、ここの人は手振りも使わず、ただなにかを喋る。その後も建物をぐるっと一回りし入口を探したが結局見つからず。再度ネットで確認してみる。ちなみにこれら散歩写真の背景の色は散歩の時の空の色。ブログ更新している昼過ぎは快晴、気温も上がって来たようだ。

見事な止めっぷり 路上駐車事情


モスクワの交通事情は最悪、急増する自動車に加えて運転マナーの悪さ、公衆道徳の欠如が渋滞に拍車をかける。どうですか、この見事な止めっぷり。市内の中心地の広場前、交通の要所に設けられたセーフティゾーンにきちんと収まるように路上駐車。最初は警察によるロードブロックか?と勘違いしたほど。

2008-11-02

ついにオーガニックフードスーパー発見 www.grunwald.ru


モスクワ生活情報、日本語ではほとんど情報取れないのでもっぱら英語サイトで検索している。そうして発見したのがドイツ系オーガニックフードスーパー「Grunwald」。昨夜帰宅途中、運転手にお願いし店の場所を見つけてもらった。さっそく訪れ30分ほど回遊した結果、これが収穫品。ミルクもキャベツもロシア製オーガニック。他はすべてドイツ、イタリアなどからの輸入品。ちなみに輸入品は超がつくほど割高。モスクワのオーガニックライフ、身体に良いが財布にキツい。

おみや、いただきます

ユーハイムのバームクーヘン。モスクワに陣中見舞いにきてくれた家族からの差し入れです。家族は遠慮して滞在中開封しなかったので、いま一人で味わうバームの味。五感で味わいます。やさしい口溶け、控えめな甘い香り、しっとりした手触り、日本にいる時には無造作に口に放り込んでいたお菓子もここでは鑑賞の対象のようです。一気に食べると勿体ないし、痛んでしまうともっと勿体ないし、、大のおとなが完食までのペース配分で真剣に悩んでいます。